教育

2019年6月22日 (土)

記述力をつけるには

2020年度以降は、ますます記述力が重要になってくると思います。しかし、記述力はすぐに獲得できるものではありません。そこで、おすすめしたいのが日記を毎日書くことです。あるいは、誰かに読んでもらいたいなら、ブログでもよいでしょう。字数はあまり長いと負担になりますし、受験でそこまで長い文章を書くこともありませんから、100~400字程度で十分です。

初めは時間がかかるかもしれませんが、続けていくことによって、限られた時間で手際よく文章をまとめられるようになっていきます。また、書くことで自分の考えや知識が整理されていくという面もあり、記述力を養うのにうってつけです。インターネット上に公開するなら下手なことや間違ったことは書けませんから、調べる習慣や本を読む習慣まで身に付けられかもしれません。

とにかくやって損はありませんから、あなたが高2以下ならぜひ試してみてください。

 

2019年6月20日 (木)

高望みのすすめ

全く手が届きそうもない状況なら別ですが、自分で「頑張れば行けそうだ」と思えるなら、志望校は高望みしてもよいと考えます。高い目標がやる気を引き出し、いつの間にか実力アップに貢献するということがあるからです。

人間は設定された目標に応じて努力するところがあります。目標が低ければそれなりの努力しかしませんが、高い目標だとそれに向かってがむしゃらに頑張れるものです。

もちろん本人の気持ちが重要で周りがとやかく言うことではありませんが、現在の偏差値が理由でランクを下げるというのなら、それはもったいない。今の時期なら、偏差値を理由に志望校を下げるべきではありません。

 志望校を下げることはいつでもできます。反対に、途中で志望校のランクを上げることは難しい。「少年よ、大志を抱け!」ではありませんが、自分の能力をあまりにも低く見積もらない方がよいと思います。

2019年6月16日 (日)

未来のヒーロー・ヒロインたちへ

スクールカースト(嫌な言葉ですが)が低い人たちに申し上げておきたいことがあります。

たしかに、今は学校にいる時間が苦痛かもしれません。あなたが評価される場面はほとんどないかもしれません。しかし、断言できますが、何十年後かの同窓会でヒーロー・ヒロインになるのは、足が速かった者でも、マドンナ的存在だった者でもありません。そのような先天的なものに依存した輝きというのは一時です。

同窓会のヒーロー・ヒロインになるのは社会的に成功した人たちです。社会的な成功というのは、運動神経や目鼻の配置では絶対に手に入りません。自らの頭で考え、長期間にわたって努力できる人だけがそれを手に入れられるのです。

長きにわたって努力できる強さを身に付けてください。努力を努力とも感じないようなフィールドを見つけてください。社会的に認められる存在になることは、親から与えられたものではない、あなた自身が勝ち取った本当の意味での成功です。

 

 

2019年6月14日 (金)

大人になるための通過儀礼

学生の皆さんには、自分の行動に責任を持てる人になってほしいと思います。そのためには、自分で判断し、決断を下す機会を多く持つことです。

「他力本願」が癖になっていると、人に頼ってばかりで、自分で責任を負って行動するということができなくなっていきます。判断を他人に任せていると、その結果が自分の期待した通りにならなければ、それを判断を下した相手のせいにするようになります。まさに被害者意識の典型例ですよね。

「他力本願ですべて人に任せる」というのは「自分は責任を負いたくない」ということと同義です。結果がうまくいかなかった場合、自分が被害者になることで責任を逃れて、相手のせいにして自分を守るようになる。それはまともな大人のすることではありません。

受験勉強というのは「自分で判断し、決断を下す」ことの連続です。こうしてみると、受験というのは「大人になるための通過儀礼」であるのかもしれません。

 

 

2019年6月12日 (水)

緑茶は頭に良い飲み物

Images_tea 最近の研究では、緑茶が脳機能を適切にさせることが明らかになっています。スイスのバーゼル大学の研究グループは、緑茶から抽出される物質が脳内における神経伝達回路の働きを高め、認知機能を強化できるため、認知症の治療にも役立つと結論づけました。

加えて、緑茶をよく飲む人は、飲まない人に比べて、より記憶力が良い、高い集中力を持つことがわかってきました。毎日お茶を好んで飲む人はパーキンソン病になりにくいとも言われています。

あなたの能力開発のため、ホットでもアイスでも、毎日緑茶を2・3杯は飲みたいものです。色々な意味で渋いかもしれませんが、お茶を飲むだけなのですから試してみて損はないと思います。

2019年6月11日 (火)

成績の良い友人のまねをしよう!

あなたにも、成績が良い友人が1人や2人いると思います。その人の勉強法や習慣を観察してみましょう。そして、自分の勉強法とその人の勉強法のどこが違うかのかを見つけましょう。あるいは、成績が良い友達に勉強のコツを直接聞いてみてもよいでしょう。たいてい親切に教えてくれるはずです。

頭の良い方法は自分のオリジナルである必要はありません。誰かが実践している頭の良い方法をまねればよいのです。

『受験は要領』の著者で、精神科医の和田秀樹氏は、灘高から東大の理Ⅲに進んだ秀才ですが、高2くらいまでの成績は超低空飛行だったそうです。そこから難関を突破できたのは、成績の良い生徒たちが実践していた勉強法をまねたからなのです。

違いを見つけたとき、それは自分を変えるチャンスです。ぜひまねしてみてください。続けていけば、必ず良い変化が現れるはずです。

 

 

 

 

2019年6月 7日 (金)

なぜ歴史を勉強するのか?

「なぜ歴史を勉強しなければならないのですか?」「歴史を勉強して何の役に立つんですか?」

小さい子ならまだしも、高校生や、下手をしたら大人がこの種の質問をしてくることがあります。

「歴史が好きな人や歴史が専門の人に向かって、このような質問をする人にならないため」と答えたいところですが、そう言ってしまっては身も蓋もないので、違う形で1つの答えを示すことにします。

あなたが病院に行ったとしましょう。お医者さんは、あなたに、「今朝の様子はどうだったか」とか「以前大きな病気にかかったことはないか」などと、たずねることでしょう。あるいは、かかりつけのお医者さんだったら、あなたが前に診察を受けたときのカルテを取り出して調べることでしょう。それは、今のあなたの体の様子を知るために大事なことで、それがわかれば、あなたの体に合った手当てをすることができるからです。

現在のことをよく知るために、前にあったことを詳しく調べてみる。それは、これからどうしたらよいかを決めるためにも大切なことです。歴史を学ぶのはそのためです。

「自分とは無関係だ」と思わないことです。誰にとっても過去があって今がある。ずっとたどっていけば、あなたの先祖もマンモスやナウマン象を追いかけていたのです。

 

 

2019年5月29日 (水)

学校には学校でしか学べないことがある

学校と塾の両方があることによって、学びに多様性が生まれる。だから、教育機関として、どちらが上で、どちらが下ということはない、というのが私の考えです。

しかし、学校の先生の中には、自分の教えたやり方で解かないと、たとえ正解していても、減点したり、下手すると×をつける人がいます。また、作業的な宿題を大量に出す先生もいる。たとえば、塾ですでにその学年の漢字を習得している生徒に漢字をノートいっぱいに書かせる、などの類です。

残念ながら、学校では選択の自由が少ない。だからといって文句を言っても始まりません。不条理への耐性を養ったり、やりすごす力や要領を身に付けられる機会だと捉えましょう。大人になるにはそういう時期も必要なのです。

塾でしか学べないことがあるのと同様に、学校には学校でしか学べないことがあります。上記のような社会的スキルもそのようなものの1つだと考えます。

 

2019年5月27日 (月)

中小塾最大の魅力

名門校は拡大路線に走らないから名門校でいられるという面があります。受け入れる人数を大幅に増やしてマンモス校化すれば、今のレベルを維持することは困難でしょう。

中小塾にも同じことがいえると思います。中小塾は規模が限られているからこそ、質の高い教育サービスを提供できている面があるのです。もちろん中小塾のすべてがそうだというわけではありませんが、少なくとも5年以上、その地域に根差している中小塾にはかなりの程度当てはまることだと思います。生き残っているのにはそれ相応の理由があるからです。

「あの塾、また新しく教室をオープンするらしいわよ」という評判は営利企業としては良い評判ですが、教育機関としては必ずしも良いことだとは言い切れません。拡大路線を志向する中小塾は「小さな大手塾」のようなもの。だったら、普通に大手塾に通えばよいと思います。

名門校と比べるのは違うかもしれませんが、決して拡大路線に走らない中小塾には、必ず大手塾にはない特長があります。これから塾に通おうかと考えている方は、ぜひ参考になさってください。

 

2019年5月23日 (木)

中学受験生はかわいそう?

野球やサッカーなど、スポーツに打ち込んでいる少年は称賛されるのに、中学受験生は「かわいそうだ」と同情の目で見られがちです。

中学受験というと、小学生が毎晩遅くまで塾に押し込まれ、塾のない日も夜遅くまで勉強させられるというイメージを持っている人がいるからなのかもしれません。しかし実際のところ、毎日の塾通いというのは6年生でも一般的ではないですし、塾のない日に深夜まで勉強ということもまずありません。

たしかに受験勉強は楽ではありません。つらくなるときもあるでしょう。しかし、それはスポーツや音楽をやっている子だって同じです。真剣に何かに取り組んでいれば必ず味わうつらさです。

中学受験は義務でもなければ強制でもありません。彼らはわずか11歳、12歳という年齢で自らの意志で自らの進む道を決め、そのために努力することを決意した子たちなのです。ですから、周りの大人が勝手に「かわいそうだ」と決めつけたり、中学受験そのものを冷ややかな目で眺めるのはやめにしてもらいたい。彼らに対して失礼です。

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