教育

2020年9月17日 (木)

フックの法則

ばねに重りをつけたときに、ばねがどれけ伸びるのかはどれだけ重さがかかったかに比例します。これをフックの法則と言います。重さの単位はN(ニュートン)を使います。注意したいのは、ばね全部の長さではなく、ばねがどれだけ伸びたかを基準としていることです。

テストでは、「ばねの伸び」ではなく「ばねの長さ」という書き方でひっかけさせようとしてくることがあります。問題をよく見て、ひっかからないようにしましょう。

例題 ばねの長さが5cmのばねに、100gのおもりを吊るしたら、ばねの長さは7cmになった。このばねに200gのおもりを吊るしたら、ばねの長さは何cmになるか。

100gで2cm伸びている。フックの法則より、200gでは4cm伸びる。もともと5cmのばねだから、4cm伸びて9cmとなる。

解答 9cm

2020年9月15日 (火)

「青田刈り」と「青田買い」

「青田刈り」と「青田買い」はどう違うのでしょうか。似たような言い回しですが、意味は異なります。

元々「青田刈り」は戦国時代の戦術で、敵の城の周りにある田の稲を、食料を減らす目的でまだ実っていない状態で刈ってしまうことを指します。このように、「青田刈り」は、収穫しても特に価値はないが、早く刈ってしまうことを表していました。そこから転じて、「人材の優劣は問わずに、早めに確保すること」という意味になりました。

一方で、企業が決められた新入社員の採用試験期間よりも前に、優秀な人材に接触をして、卒業後の入社をいち早く約束することを「青田買い」といいます。「優秀だから早いうちにつばをつけてキープしておくこと」、これが「青田買い」です。

「青田刈り」は「特に価値がなさそうであっても早く刈っておく」という意味であるのに対して、「青田買い」は「優秀な人材を早めにキープしておく」という意味です。区別しましょう。

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2020年9月14日 (月)

学びには段階がある

英単語をほとんど知らない人が英文を正しく読むことが不可能なように、学習には段階があります。いきなり高いところに到達することはできません。このことをまず理解してください。そうでないと、「自分が学びたかったこととは違う」とか「だまされた」とか、そういうことを言い出す輩に成り下がります。

率直に申し上げて、本当にゼロから教えてくれる塾や予備校は存在しません。一関学習塾には小4から入塾できますが、それだって小3までの内容がある程度身に付いていることが前提となっています。塾や予備校に入ったからそれで安心ということはありません。これらを利用するにしても、学校の授業を大切にしてください。地べたを這いつくばるような勉強を大切にしてください。そうでなければ、どこの塾や予備校に行こうと、お金と時間の両方を失うことになるでしょう。

逆に言えば、地道な学習を厭わなければ、塾や予備校は大きな味方になってくれるということです。学びには段階があるということを理解し、自分の持ち分をしっかり受け入れて頑張れるという人なら、一関学習塾は誰でも歓迎いたします。

2020年9月 5日 (土)

行かなくても成立する学校って何なのでしょうか?

小中高が対面授業を再開してしばらくたちますが、いまだにキャンパスへの入構が制限されたり、オンライン授業をやっている大学、高等専門学校があります。

もちろんコロナ感染を恐れてのこそですが、うつ状態になる学生や「学費を返して」と不満を持つ学生が出ていることもまた事実です。

入学式もオンラインで、春から一度もキャンパスに入れない学生もいます。文部科学省のまとめでは施設を全面開放している大学は15%にとどまるのだそう。

大学によっては、正門に検温所や発熱者検知システムを設けるほか実験・実習の授業や図書館の利用など、キャンパス入構を段階的に認める所もあります。また、少人数の対面授業を再開している所もあります。ぜひ参考にしていただきたいと思います。

行かなくてもよい学校って何なのでしょうか? 全く行かなくても成立するのなら、YouTubeでただで授業を流したらよいのでは?

2020年9月 2日 (水)

教えることは最高の学びである

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「ラーニングピラミッド」とは、どんな学習方法がしっかり頭に残るかを分類してピラミッド型の図にまとめたものです。この図は、アメリカ国立訓練研究所が発表した研究結果で、7つの学習方法を学習の定着率順に並べています。これを見ればわかる通り、他人に教えるのが最も学びの効果が高いのです。

自分の得意分野を人に教えると、自分の優位性が失われて損ではないかと考える人もいるかもしれませんが、実際は逆です。人に教えることによって、さらにその分野に詳しくなりますから、優位性が強化されるのです。

学生であれば、友達同士で教え合ったり、教えないまでも、自分の学んだことを誰かに話したりしてみましょう。社会人なら、後輩や部下を指導したり、社内の勉強会やセミナーの講師を積極的に引き受けるようにしましょう。そうすることで学習定着率が一層高まり、成長することができます。教えることは最高の学びでもあるのです。

2020年9月 1日 (火)

公立の進学校を目指す君に

地方だと、「公立高校>私立高校」という不等式があてはまるところが大部分だと思います。岩手もそうです。公立の、俗に言う進学校を目指す方のために、「公立の進学校あるある」をいくつか紹介したいと思います。参考にしてください。

1 勉強するのが当たり前という雰囲気があるが、いわゆるガリ勉はほとんどいない

2 地元では別格扱いされがちだが、上位層と下位層の差が激しく、その高校に通っているからといって全員が難関大に進学するわけではない

3 授業の進度が速い(予習前提)

4 国公立大学を重視する風潮がある

5 カリスマ教師がいるわけでも、設備が立派というわけでもない

6 校則がないか、あっても緩やか(それだけ民度が高い)

7 修学旅行がないか、あっても高2の秋までに済ます

各進学校によって多少の違いはあるでしょうが、大方当てはまっていると思います。逆に言うと、ほとんど当てはまっていなければ、自称「進学校」の可能性が高い。そのくらい「あるある」だと思います。

注意したいのは2と3です。進学校に入っただけで満足してしまっては何にもなりません。入ることが重要なのではなく、そこからが本当のスタートだということを忘れないでください。

2020年8月31日 (月)

高校側のアピールをどう受け取るか

高校の説明会で「東大に何人合格した」とか「国公立に何人合格した」というアピールがなされることがありますが、それは学校の面倒見が良いというよりは、本人が受験勉強を頑張っただけであると捉えて間違いありません。

ですから、高校の言う「しっかり面倒みますよ」は「留年はなるべくさせないようにしますよ」くらいのニュアンスで受け取っておきましょう。もちろん、「高校で勉強のことは一切面倒をみますから塾に通わなくても大丈夫です」という言葉も真に受けてはいけません。塾なしでも大学を目指せるのは上位層だけで、真ん中より下の層は苦しいでしょう。下位層の面倒をちゃんとみてくれる学校はめったにないというのが実情です。

同じ授業を受けても成績に差がつくのですから、要は本人の意識や取り組み方次第だということです。集団の実績と個人の成績には何の関係もありません。どこの高校に進もうが、受かる人は受かるものです。ただ、いわゆる進学校は「勉強するのが当たり前」という雰囲気がありますから、周りに流されやすいという人は進学校を目指すのがよいということだけは言えるかと思います。

2020年8月26日 (水)

「英語が苦手」というのが一番困る

「英語が苦手」というのが、正直言って、一番困ります。他の科目なら避けることはできても、大学入試で英語を避けて通ることはできないからです。

英語は少し勉強したからといってすぐに成果が出るわけではありません。長期的な努力が求められます。しかし、語彙力を含め、総合的な力がついてくれば、ある日突然ポンと伸びます。そして、いったん成績が上がったら、そこから大きく崩れることはありません。ここまで行くと英語の勉強が楽しくなってくる(少なくとも苦痛ではなくなってくる)のでしめたもの。問題はそこまで我慢ができるかどうかなのです。

逆に、早い段階で英語を捨ててしまうと、英語の成績が低いレベルで安定してしまい、そこから抜け出ることは難しくなります。ですから、もしあなたが中学生だったとしても、大学を目指すなら、英語を捨ててはいけません。英語が苦手なままでは、高校入試は突破できても大学入試を突破することはまず不可能だからです。将来的に、英語を得意科目とはいわないまでも、足を引っ張らないレベル、できれば合格点が取れるレベルくらいまで仕上げていきましょう。

2020年8月25日 (火)

部活生に

部活が忙しいからといって、勉強の時間が一切取れないなんてことがあるでしょうか。

活動時間は遅くても夜の7時くらいまでがいいところでしょう(それ以上やっているとしたら、指導者の見識を疑います)。ということは、勉強できる時間は確保できるはずです。

勉強しようと思えばできるのに、「部活で疲れた」という理由で全く勉強しない人が志望校に合格できるでしょうか。そんなに甘くはありません。

大学受験で成功するのは、部活も勉強も頑張っている人か、部活をせずに勉強を頑張っている人のどちらかで、それ以外はあり得ません。ずば抜けた実績で大学から声がかかるような人は別かもしれませんが、そんな人は稀でしょう。 

部活をやるのであれば、部活をしながらでも一定の勉強時間を確保する仕組みを早い段階で構築してください。もし本当に勉強できないくらい疲れてしまうというのなら、そもそも向いていません。その部活はやめるべきだと思います。

2020年8月 8日 (土)

学校や塾で出された宿題にいつ取り組むか

学校や塾で出された宿題にいつ取り組むか。

その日のうちにやろうが、締め切り直前にやろうが、変わらないと思いますか。変わらないと思っているとしたらそれは違います。早く取りかかる方が圧倒的にメリットが大きい。

教わった直後にやれば授業の記憶も新しいため、問題が解きやすく時間もそれほどかかりません。一方、締め切り直前に慌ててやれば取り組み方もどうしてもいい加減になってしまいます。やっつけ仕事のような感じで取り組んでも、たいして力にはなりません。

一般に、成績の悪い人ほど宿題を後回しにするものです。社会に出ても、できる人ほど仕事が早いもの。仕事が早いというのは、仕事に取りかかるのが早いとほぼ同義です。

成績が振るわない人は何かを変えていかなければなりませんが、まずは宿題にすぐ取りかかるところから始めてみてはどうでしょうか。

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