教育

2019年8月26日 (月)

音声がアップされました

先日、このブログにも書きました音声がアップされました。

私の答えている部分が大平正芳的でお聞き苦しいところがあるかもしれませんが、社会や日本史が苦手な方や、自分なりの勉強法がまだ確立されていない方の参考になれば幸いです。

 

 

 

2019年8月23日 (金)

自己改革ができれば

名監督と呼ばれた人たちは、いずれも意識改革の手腕に優れていた。私は監督ではありませんが、きっとその通りなんだろうと思います。

多くの子が面倒くさがってやりたがらないことの中に成績向上のエッセンスのほとんどが詰まっています。そして、当然といえば当然なのですが、面倒くさがってやらない項目が多い子ほど成績がよくない。成績の低さの原因は、頭の良し悪しというより、たいてい「面倒くさがってやらないこと」と「ごまかし」にあります。したがって、そのことに気づかせ、考え方や態度を改めさせることが成績向上のために最も肝心な点だと、私は考えます。目先の点数を多少上げることもやってやれないことはないですが、そういうことをしても本人の将来のためにはならない。

ところが、「言うは易く行うは難し」で、長年の習慣や考え方を変えさせるのは簡単なことではありません。こちらが飽きるくらい何度も何度も同じことを言ったり、北風より太陽でありたいのですが、時には強制力を発揮せざるを得ない場合もあります。そんなときはやりすぎたかもと思ったり、いや、これでよかったんだと思ったり、いまだに自分の中で揺れます。

しかし、これだけは言えます。受験をすると決めたなら、やらなければならないことは、理由の如何にかかわらず、やらなければいけない。そこをすっ飛ばすことはできません。

学ぶことが楽しい。それが理想ですが、たとえそうでなくても、「面倒くささを厭わない」「ごまかさない」という自己改革ができれば、その結果として成績向上は必ずついてくるはずです。

 

2019年8月21日 (水)

好きな教科、得意な教科ばかり勉強してしまうということはありませんか?

好きな教科、得意な教科ばかり勉強してしまうということはありませんか?

もちろん好きな教科、得意な教科があるのはよいことです。しかし、そればかりに偏りすぎてはいけません。入試は1教科だけでは決まらないからです。

得意教科を思いっきり伸ばす時期があってもよいと思います。しかし、すでに安定して8~9割くらい取れる状態になっているなら、残りの1~2割のために注力する時間を他教科の勉強に回すべきです。得意教科といえども、あとの1~2割を伸ばすのはかなり大変ですし、入試に満点はいらないからです。仮に満点を取ったところで、他の教科がボロボロなら合格はできません。要は、バランスが大事だということです。

よく「長所を伸ばして短所を補う」と言いますが、それとて限界があります。それよりも、短所が長所を邪魔してしまうことの方が多いのではないでしょうか。バッティングだけは素晴らしいが、守備と走塁はからっきしという選手がいたとしましょう。その選手がバッティングの練習をいくらしたところで、守備と走塁が改善されなければレギュラーになることはできないでしょう。

長所はそれほど意識しなくてもよいですが、短所は意識しなければ治すことはできません。苦手を苦手のまま放置するのではなく、せめて人並みくらいにはしておく。

苦手教科があるにもかかわらず、好きな教科、得意な教科ばかりに勉強が偏りがちな人はぜひ参考にしてください。

 

 

2019年8月18日 (日)

勉強した成果が表れるのは人によって時間差がある

夏休みにしっかり勉強した受験生は多いのではないでしょうか。

もちろん夏休み明けのテストですぐに結果が出れば言うことありませんが、勉強した成果が表れるのは人によって時間差がある。このことをわかっておいてください。

今まであまり勉強してこなかった人ほど、勉強したらすぐに成果が出ると思いがちですが、そんなに甘いものではありません。サボっていた時間が長ければ長いほど、結果が出るまでには時間がかかる。これが現実です。少しでも早く結果を出したいというのなら、今まで以上に勉強しましょう。それしか方法はありません。

一生懸命勉強したのに思ったような結果が出なかったりするとガックリしてしまうかもしれません。しかし、だからといって、「勉強しても無駄だ」などという短絡的な判断を絶対に下さないでください。

必要な知識が出そろい、脳の長期記憶に落とし込め、ある程度どんな設問がきても対応できるようになったとき、点数はグンと上がります。実力がつくというのはそういうことです。

すぐに結果が出ることを期待しすぎずに、コツコツと日々の勉強に取り組んでいきましょう。

 

2019年8月 9日 (金)

隂山英夫さんの講演

7日、一関文化センターで隂山英夫さんの講演が行われました。「百ます計算」等で有名な先生なので、ご存じの方も多いことでしょう。

私は行けませんでしたが、講演では、「学校全体で同じ教育ビジョンを共有し、児童が小学校6年間を通して基礎基本を徹底できるよう、担任ごとで授業方針の違いを作らないことが必要」「基礎基本の徹底が応用力の獲得につながる」といったことが強調されたようです。いわば、学力の最低保証をしっかり担保することが大事という話。

学力の最低保証は、学校だけではなく、塾の課題でもあります。「塾は勉強だけを教えるところ」と思われがちですが、それは勘違いです。たしかに、一昔前の塾ならそういうことが言えたのかもしれませんが、昨今では、塾といっても、一部の上位層を除いて、基礎からもう一度教えなければならないというのが実情です。

低学年から基礎基本を徹底させることが重要。同感です。私も、どの子に対しても、学力の最低保証ができるよう、粘り強く反復の機会を与え続けていきたい。それも塾の仕事なのだろうと思います。

 

2019年8月 8日 (木)

答え合わせに関して

学校の提出物は、答え合わせし、間違えた箇所を暗記して本番に備えるのがテスト勉強の鉄則です。

しかし、なかなか成果を出せない人は、答え合わせをしても正解を機械的に赤で書き込むだけ。なかには、答え合わせをしない子さえいる。自分の間違いに敏感で、修正能力が高い子ほど成績が良いものです。頭の良し悪しというより、取り組み方や意識の持ち方が重要なのです。

また、答え合わせに関して、生徒に解答を渡さない学校の先生がいることも困りものです。さすがにテスト前は解答を渡すようですが、最初から渡してしまってもよいのではないでしょうか。解答がないと日常の学習を進めにくいですし、直前にしか答えを渡さないことで、かえって答えを丸写しする生徒を増やしているようにも思います。

知的好奇心が高い子は、解答を直ちに見て正解かどうか確かめたい欲求が強いものです。また、自力ではできなかったとしても、答えから学ぶという子も少なくないはずです。ぜひ再考をお願いしたいところです。

 

 

 

 

2019年8月 5日 (月)

当たり前のことをどこまで徹底できるか

成績が伸び悩む原因は、頭の良し悪しよりやり方の問題です。そこのところをまず誤解しないでください。

教室内で頑張っている。理解もするし真面目に取り組んでいる。良いことです。ぜひ続けてください。しかし、それだけでは残念ながら成績は伸びません。

学校なり塾でやったことを必ず家でも振り返るようにしてください。やりっ放しはいけません。理解できることと実際に自分ができることは違うもの。ですから、その差を埋める、つまり、習ったことを自分のものにする時間がどうしても必要なのです。

自分のものにするというのは、もう一度問題をみてポイントが浮かび、正解できる状態になっていること、必要なものは完全に覚えている状態になっていることをいいます。そこまでやってどの教科も伸びないということは絶対にありません。

伸び悩んでいる人は、全く復習をしていないか、するときとしないときがあって、しないときの方が多いか、復習しているにしても、完全に自力でできる(覚える)状態になる以前に終わらせているかのどれかにあてはまるはずです。

復習をきっちりやる。当たり前と言えば当たり前ですが、この当たり前のことをどこまで徹底できるかが重要なのです。

 

2019年8月 1日 (木)

網羅系問題集をものにするには

『Next Stage』や『UPGRADE』などの網羅系の問題集を持っているか、高校で買わされた人は多いのではないでしょうか。

長文読解、リスニング、自由英作文以外の問題が網羅されている非常にありがたい一冊であり、ある程度英語の基礎力がついてきたら、やっておきたいところです。ただ、解説があっさりしているので、解説を読んでもわからなかったところは文法書で補ったり、先生に質問するようにしましょう。

現役生なら、学校や塾の「強制力」を利用してください。高校の定期テストで出題されたり、塾で小テストをしてくれる環境にいるなら、あなたはラッキーです。試験前に暗記してしまえば良い点数が取れますし、自然と反復することになりますから記憶も強化されます。もともと網羅性に優れているので、この類の本を一冊をものにできれば大きな力になります。ちなみに、一関学習塾では小テストを実施しています。一人でやりきる自信のない人はぜひどうぞ。

宅浪生や非進学校に通っているなど、テストしてくれる人が周りにいない場合は、やり遂げるのに意志力がいるかもしれませんが、入試までに最低3回は反復してください。たまたま正解した問題や間違えた問題に印をつけておいてそこだけ繰り返せばよいので、十分可能だと思います。というか、そのくらいはやらなければものにはなりません。頑張ってください。

 

2019年7月29日 (月)

文化史が苦手な人へ

文化史を苦手にする人は思いのほか多い。その原因は、 人名と作品名の丸暗記だけで済ませようとしているからではないでしょうか。

マンガやドラマ、歴史小説の力を大いに借りるべきだと思います。歴史が好きな人なら趣味と実益を兼ねますし、歴史好きでない人でもイメージが残りやすい。あるいは、これらがきっかけになって、好きになることもあるかもしれません。

これらを楽しむ時間的余裕がないという人は、資料集を積極的に活用しましょう。絵画や彫刻、建築物などは写真とともに出題されることが多いのですから、名前だけの記憶では不十分。有名なものについては、写真を見て名前がわかるようでなければいけません。

資料集に載っていないものについては、スマホやパソコンで画像検索してみるのもよいでしょう。あるいは、Wikipedia で業績や生涯などを眺めてみるのもよい。そのひと手間をかけるだけで記憶に残りやすくなること請け合いです。

私が受験生の時代には勉強にインターネットを活用することはできませんでしたが、今の時代に活用しないのは、はっきり言ってもったいない。教科書・ノートだけが勉強ではありません。

 

2019年7月28日 (日)

「小学校から勉強させるのはかわいそう。伸び伸び育てたい」は正しい?

潜在能力の高い子は、いつから勉強を始めようが、最終的には勉強が得意になります。書籍化されたり映像化される、不良だった生徒が教師になるようなパターンがこれです。しかし、このようなケースは珍しいからこそ、本になったりドラマ化されるのであって、残念ながら、誰にでも当てはまることではありません。

ほとんどすべての人にとって、勉強の習慣化は早ければ早い方がよいのです。中学受験をする、しないは関係ありません。習慣化ができていないと、何から手をつけてよいかわからなくなったり、机に向かうことさえ苦痛に感じるようになってしまいます。

意識や能力の高い子が早期に力を伸ばしていく一方で、そうではない子が「勉強は中学からでよい」と軽く考えているとしたら、学年が上がるごとに差が開いていくのは当然です。

それでも、ある時期に気がついて、勉強に真剣に取り組み始めた子には救いがあります。そのような子に対しては、教師も親もすぐに結果を求めてはいけません。苦しいことですが、当面の成績には目をつぶり、あきらめることなく、ひたすら待つ姿勢が求められます。

「小学校から勉強させるのはかわいそう。伸び伸び育てたい」という考えは一見正しそうですが、実は違うのではないでしょうか。このような考え方が許されるのはごく限られた人たちだということを忘れてはならないと思います。

 

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