映画・テレビ

2020年6月26日 (金)

明智光秀の前半生は謎に包まれている

明智光秀といえば、本能寺の変で主君・織田信長を殺した謀反人=悪人というイメージで捉えられるのが一般的でした。しかし、時代が下るとともに評価は変わっています。事実、大河ドラマで初の主役に躍り出たのも、評価の見直しが進んでいる証拠でもありましょう。

明智光秀の前半生は謎に包まれています。光秀が歴史の中に姿を見せるのは、細川幽斎(細川藤孝)との出会い以降です。越前にいた頃、二人は出会ったとされています。明智光秀は、長良川の戦いで斎藤義龍に敗北した斎藤道三の側にいたという説もありますが、確定までには至っておらず。何らかの理由で美濃を離れた後、越前国の朝倉義景に仕官し、十年間家臣であったという話も実ははっきりしません。

光秀ほど知名度の高い人物でもわからない点が多い。やはり、歴史というのは勝者によってつくられるものなのかもしれません。

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2020年4月27日 (月)

I’ll be back.

『ターミネター』は、タイムマシンを用いて現代と未来を通してマシンと人類の抵抗軍との戦いを描いたSF作品です。後にシリーズ化されるまでの大ヒット作に出世するとは予想もされず、制作費は640万ドルとB級映画さながらの低予算で作られました。

その後、第一作のヒットを受けてジェームズ・キャメロン自身の監督キャリアの追い風となる試金石的作品にもなり、アーノルド・シュワルツェネッガーの俳優としての地位を確立した作品ともなりました。

ターミネターシリーズの名セリフといえば、“I’ll be back.” に尽きるでしょう。第一作で初登場したこのセリフは後のシリーズでも形を変えて登場する定番のものとなりました。

人類の敵であるターミネターが言ったこのセリフは、今やコロナに苦しめられている我々人類に勇気を与えてくれているのかもしれません。

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2020年4月18日 (土)

試験に出る黒澤明

昨年の歴検日本史1級で、次のような問題が出題されました。

問 下線部の活動写真は明治時代後期に輸入され、昭和時代初期にはトーキーが始まり、1951年にはカラー映画も登場した。映画『羅生門』で1951年にヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞した映画監督の名前を、漢字3字で記せ。

解答 黒澤明

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類題を挙げておきます。

17 この人物(黒澤明)が1951年のベネチア国際映画祭で金獅子賞(最高賞、グランプリ)を獲得した映画のタイトルをしるせ。(2019年 立教大―異文化コミュ・経済・法)

解答 羅生門

今や、黒澤明はふつうに試験に出題されるのです。

2020年3月 8日 (日)

「ドコモの学割」のCM

このまま大人になってもずっと友達でいようね

「ドコモの学割」のCMが話題です。卒業シーズンの今、このセリフが耳に残る人が多いのではないでしょうか。

たしかにいいですが、個人的には、同シリーズの

「いってらっしゃい」と「おかえり」の間に、いつのまにか大人になっていく

の方が印象に残りました。

こちらの方が良いと思うということは、私も年をとったんでしょうね。

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2020年2月21日 (金)

ハリウッドが映画の都になった理由

アメリカカリフォルニア州のロサンゼルスの1地区であるハリウッドは「映画の都」とも呼ばれます。なぜ、映画=ハリウッドというイメージが定着したのでしょうか。

ハリウッドが「映画の都」となったのには理由があります。それは、とにかく晴天の日が多く、ロケ地として最高の環境だったからです。

もともとアメリカ経済はニューヨークやシカゴが中心で、映画産業もアメリカの東側で発展していました。ところが、ニューヨークやシカゴは天候が悪い日が多く、照明技術が発達していなかった当時は、晴れの日を待って撮影しなければなりませんでした。

一方、「カリフォルニアの青い空」と言われるように、砂漠地帯にあるハリウッドは1年のうち300日は晴れ、カラッとしています。そのため、映画撮影の予定が立てやすいのです。雨が降り続いて日程が延びるとそれだけ製作費がかさむことになります。ハリウッドで撮影すると、そういうリスクが低かったのです。

晴れのところに撮影用の雨を降らすことはできても、雨の日を晴れの日に変えることはできません。当たり前ですが、映画撮影には晴天の日が多いところが向いているのです。

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2020年2月13日 (木)

一関シネプラザで岩手ゆかりの3作品上映

一関シネプラザでは、14日から全国公開される『影裏』を皮切りに、岩手県が舞台となっている映画3作品が順次公開されます。

上映されるのは『影裏』、『風の電話』、『星屑の町』。

『影裏』は、芥川賞を受賞した沼田真佑さんの同名小説を原作としたヒューマンミステリー。『風の電話』は、東日本大震災後、「天国に繋がる電話」として人々に広まった大槌町の私設電話ボックスにまつわるエピソードを映画化。『星屑の町』は、地方回りのムード歌謡コーラスグループの悲哀を描いた人気舞台「星屑の町」シリーズを映像化したものとなっています。

個人的には、特に『影裏』には興味があります。原作では難しい漢字が多く、読みにくい印象でした。映像だと違った印象を持つかもしれないので、観てみたいと思いますね。


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2020年1月16日 (木)

ロッキーの名言

「世の中はいつもバラ色じゃない。それなりに厳しく辛い事も待っている。気を抜いていたらどん底まで落ち込んで二度と這い上がれなくなる。それが人生だ。人生はどんなパンチよりも重くお前を打ちのめす。だが、どんなにきついパンチだろうと、どれだけこっぴどくぶちのめされようと休まず前に進み続けろ。ひたすら苦痛に耐え前に進むんだ」

映画『 ロッキー・ザ・ファイナル』の中で、ロッキーが息子のロバートに言った言葉です。ロッキーのこの言葉はとても重いですが、前に進む勇気も与えてくれる、そんな名台詞です。

しがない労働者階級のイタリア系アメリカ人の無名ボクサーが、世界チャンプ目指してがむしゃらに努力する姿を熱く描いた『ロッキー』は、1976年に公開され世界中で大ヒット。脚本・主演・監督を務めたシルベスタ―・スタローンは本作で大ブレイクしました。

『ロッキー―』は優れたエンターテインメント作品だと思います。あのテーマ曲を含め、知らない人はいないのではないでしょうか。

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2020年1月13日 (月)

「どんぎつね」のオンライン写真集が話題に

女優の吉岡里帆さん扮する「日清のどん兵衛」のテレビCMシリーズキャラクター「どんぎつね」のオンライン写真集が話題になっています。

日清食品によると写真集のアップ自体は2018年末ながら、昨年末にツイッターで話題になって以来、当時を上回るアクセスが続き、過去最多を記録。

第2弾は未定だそうですが、平成から令和に代わってもなお、その人気と魅力はうなぎ上りのようですね。「どんぎつね」が登場するCMも当分の間続いていくのではないでしょうか。

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2019年12月30日 (月)

寅さんが若い世代に人気

Dmyueexucaao3mu登場人物たちの今とデジタル修復によってよみがえる車寅次郎の映像が紡ぎ合う新たなストーリー。初公開から50周年にして50作目『男はつらいよお帰り寅さん』(松竹)が、公開されています。

49作目が公開されて22年にもかかわらず、映画をリアルタイムで見ていない若い世代のファンが増えており、東京都葛飾区柴又にある寅さん記念館の来館者の約3割が若いファンなのだそう。

古き良き日本を知らない人たちにとっては逆に新しいのかもしれませんし、偉大なるマンネリズムの力ということができるのかもしれません。祖父母と一緒に見ていたからというケースも多いようです。

山田洋次監督は若い世代に観てもらうことを望んでいましたから、きっとこれは良い傾向だといってよいのでしょうね。

 

2019年12月25日 (水)

『スターウォーズ』考

『スターウォーズ』は、よく言われる通り、「ハイテクな昔話」だと思います。映画冒頭の「遠い昔、遥か彼方の銀河系で…」というテロップから現在進行形で起きてる物語ではないことがわかります。

『スターウォーズ』は科学的根拠に基づいたハードなSF映画というよりは、桃太郎が鬼退治に行くようなアドベンチャー、鶴の恩返しのような義理尽くし、かぐや姫のような故郷に馳せる想いなどをミックスし、さらに登場人物の成長や愛など不変のテーマを盛り込んだストーリーなのです。また、魅力的なキャラクターも多いですよね。だからこそ、子どもから大人まで楽しめる作品なのだと思います。

『スターウォーズ』は、どはまりして全作品を観るか、最初から全く観ないかのどちらかになりやすい作品のような気がします。私のように、中途半端に何作品かだけ観ているという人はむしろ少ないのではないでしょうか。

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