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2020年5月19日 (火)

アマビエ

320px 最近よく目にする妖怪アマビエ。3月頃からSNSを中心に、イラストを描いて広めるのがちょっとしたブームになっています。厚生労働省の新型コロナウイルス対策のアイコンにもなりました。

このアマビエ、江戸時代に肥後(熊本県)の海から姿を現し、「疫病が流行した際は私の姿を描き、人々に見せよ」と語ったと伝えられています。そこからコロナ退散のシンボルとして、アマビエの絵を描いたり、マスコットやあみぐるみがつくられて、ツイッターやインスタグラムで広まっていきました。

妖怪と暗闇は不可分なものだと思います。現代の都市という空間はただひたすらに利便性を追求した結果であり、旧時代の暗闇を理性の光(人工的な光)によって照らさんとする目論見が次々と結実した姿です。

そういう意味では、現代に妖怪というのはミスマッチなような気もしますが、このようなものにもすがりたくなるほど、コロナは恐ろしいということなのでしょう。コロナウイルスは現代社会に突然現れた「暗闇」なのかもしれません。

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