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2020年3月19日 (木)

「風神雷神」から見た絵画史

早稲田大学の文学部の日本史では文化史が必出。それもなかなかの難問が出題されます。志望者は踏み込んだ学習を心がけましょう。

次の文を読んで、問に答えなさい。(2018年 早大―文)

 日本絵画史上の作品のなかで、もっとも人々の心をくすぐる「ゆるキャラ」のひとつに、俵屋宗達の描いた『風神雷神図屛風』(国宝)があげられる。この作品は京都五山のひとつである( A )に所蔵されるもので、これを原本として、同じ図様の『風神雷神図屛風』(東京国立博物館蔵)をa尾形光琳が描き、さらにそれを継承するかたちで酒井抱一や鈴木其一が同じ画題を手がけた。血縁や師弟関係をともなわない「琳派」が流派の証しとした、いわば血統書のような画題であった。 (以下、略)

〔問〕
1 空欄Aに入る言葉は何か。1つ選び,マーク解答用紙の該当する記号をマークしなさい。
ア 建仁寺  イ 相国寺  ウ 天龍寺  エ 東福寺  オ 南禅寺

2 下線aについて。光琳の代表作『燕子花図屛風』は、ある人物が三河国八橋で「かきつばた」の5文字を和歌に詠みこんだという故事にもとづく(折句)。その典拠である文学作品の題名は何か。漢字4字で記述解答用紙の解答欄に記入しなさい。

 

1 教科書掲載レベルの絵画は関連事項も含めて徹底チェックする姿勢が大切であることを教えてくれる問題。

2 いかにも文学部らしい問題。古文の授業等で、『伊勢物語』の中の「東下り」の一節を読んだことがあればなんとか正解に辿り着けるかもしれないが、難問といってよいだろう。「ある人物」とは、もちろん「在原業平」を指す。

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解答 1 ア  2 伊勢物語

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