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2019年6月 1日 (土)

令和の時代は

日本経済に勢いのあった時代を知らずに育ったのが平成生まれの若者たちです。そのためなのかどうかはわかりませんが、彼らは若者特有のパワーに乏しく、大人はつい物足りなさを感じてしまいがちです。

しかし、よく考えてみれば、過剰な消費欲を持たず、身の丈に合った幸せで満足する若者は、バブルに浮かれていた中年世代よりよほどまともで、人間らしいとも言えます。

日本は成熟段階に入っており、かつてのような経済成長はもう期待できないでしょう。誰もが同じ大きな「物語」を信じられた時代は終わったのです。

平成生まれの若者たちのように物質的な豊かさを求めず、身の丈に合った幸せを生きる。令和の時代は、「過剰な経済発展や消費生活の充実が無条件に幸せをもたらす」という価値観の相対化が進み、個人個人の幸せの多様性が認められる、真の意味でのポスト近代社会が訪れるのではないでしょうか。

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