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2019年5月28日 (火)

日本の化粧文化

2017年の明治大学商学部の日本史で、切り口のおもしろい以下のような問題が出ました。

以下の文章は化粧にかかわる歴史について述べたものである。A~Eの【 】に入る最も適切な語句を①~⑤から選び、マークしなさい。

(略)
化粧はベースメークに白粉を塗り、眉墨、紅という基本形は維持されるものの、時代を経るあいだに様々なバリエーションが生まれていった。江戸時代後期以降唇を緑色に光らせる「笹色紅」という化粧法も流行したが、この当時来日した西洋人たちの日本女性の化粧に対する評判は総じて悪かった。D【①大西洋 ②戦闘 ③東インド ④偵察 ⑤太平洋】艦隊司令長官のペリーも「厭うべき黒い歯」とその著書で記している。ただ、このお歯黒に対してはその美しさの意味を解き、それを擁護する見解も聞かれる。耽美的作風で知られるE【①吉川英治 ②志賀直哉 ③芥川龍之介 ④中里介山 ⑤谷崎潤一郎】(1886~1965)はその著書『陰影礼讃』において、闇のなかで眉剃り、お歯黒や玉虫色に光る青い口紅が白い顔をいかに浮かび上がらせるか、能や文楽人形との相似からの解明を試みている。

Dはやや難か。Eは「耽美的作風」や「その著書『陰影礼讃』」から正解を導きたい。

解答 D ③  E ⑤

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