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2018年5月15日 (火)

大学入試改革について②

グローバル化や多極化の進展など、変化が激しく、未知の課題に取り組まねばならない時代に対応するため、2020年度から大学入試が変わります。

センター試験に代わって大学入学希望者学力評価テストが導入されたり、各大学が個別に行う入学者選抜では、小論文や面接、集団討論などを評価の対象にして大学入学者を決めるというのがその方針です。

中央教育審議会の答申を見る限り、文科省は従来型の受験学力を「知識偏重」として否定し、「新しい学力」がないと大学には入れない、そういう改革を断行しようとしているのは確かなようです。

「新しい学力」とは、課題解決のために必要な思考力や判断力、表現力を中心とした学力を指しますが、これまでの入試ではこれらの力を測ることはできなかったというのでしょうか。私はそうは思いません。毎年多くの入試問題を見てきた経験からすると、全てとは言いませんが、思考力や判断力、表現力を必要とする問題も相当数ある、というのが実感です。

センター試験はどうしても廃止しなければならないのでしょうか。問題の改変ではいけないのでしょうか。「新しい学力」の背景にある「生きる力」は、従来の受験勉強でも十分身に付けられる、というのが私の考えです。

大学入試改革は我々の業界にとっては「追い風」となるでしょう。しかし、それ以上に、今回の改革で「二極化」が一層進み、「努力しても無駄だ」のような諦めムードが広がることを私は恐れます。

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