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2018年4月14日 (土)

「関東」考

古代三関というものがあります。東海道の伊勢国鈴鹿関、東山道の美濃国不破関(ふわのせき)、北陸道の越前国愛発関(あらちのせき)です。役割は、中央からの謀反人の逃亡防止と外敵の都への侵入防止でした。

ここで重要なのは、三関がいずれも都の東側に置かれていて西にはないということです。有事の際に朝廷が警戒したのは東でした。これは、関の内側が自分たち、関の外側が自分たちとは違う地域という意識を反映しているといえるでしょう。

「関東」というのは、元来、この三関より東の地域を指します。ですから、当時は現在の中部地方に含まれる地域も「関東」であり、そこは、大げさにいえば、我が国の範疇には含まれて「いなかった。

日本は古代より一つの国だった。そう思いたい気持ちはわかりますが、それは幻想にすぎません。

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