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2017年12月15日 (金)

「女の子」のいたずら

赤道付近では貿易風という東風が吹いており、周辺の海水は西へ西へと流されています。このため強い日射によって暖められたペルー沖の海水も西へ流されていて、それを補うように深海からは冷たい海水が湧きあがっています。これが通常時。

ところが数年に一度、何らかの原因で東風が強まり、暖かい海水はさらに西へ西へと追いやられるようになります。結果、冷たい海水の湧き上がりが強まるため、太平洋赤道域の中部(日付変更線付近)から南米のペルー沖にかけての広い海域で、海面の水温が平年に比べて低くなります。これがラニーニャ現象です。ラニーニャ現象が起こると、日本付近では本来の天気がより極端なかたちとなって現れます。つまり、夏は暑く、冬は寒くなるのです。

エルニーニョの逆がラニーニャです。エルニーニョとはスペイン語で「神の子」という意味ですが、「男の子」という意味もあります。その逆だから、ラニーニャとは「女の子」という意味。

今年の冬は寒くなりそうですが、「女の子」のいたずらも大概にしてほしいものですね。

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