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2017年9月14日 (木)

言語を通して異文化を理解する

我々の認識は言語によって成立しています。したがって、ある言語の単語や文法を解析すれば、文化の構造や価値観についてわかってくるということができます。

たとえば、日本語では「兄」と「弟」を区別して使います。これに対して、英語では「brother」とひとくくりにします。これは、日本人は儒教などの影響によって年長者に敬意を表す文化を持っているが、英米人は日本人ほど年齢の差に神経質ではないことと関係します。

あるいは、日本人が「白」とひとくくりにして呼んでいるものを、イヌイットの人たちは何種類もの細かな色に呼び分けています。これは、イヌイットの生活・文化においては、氷や雪の色を細かく区別する必要があり、だからこそ、それぞれの色に対応した言葉が用いられているということを意味します。

言語を通して異文化を理解する。外国語を学ぶ意義はこれに尽きるのではないでしょうか。これに比べれば、技術的な問題はさほど重要ではない気がします。

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