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2017年8月 4日 (金)

現代にも残る御成敗式目

1232年、鎌倉幕府は北条泰時を中心に51か条の御成敗式目(貞永式目)を制定しました。武家初の成文法です。源頼朝以来の先例と、「道理」と呼ばれる武家社会の習慣を元に、守護・地頭の任務や権利、御家人の身分や財産、幕府の裁判の手続きなどについて定めています。その後、御成敗式目は長く基本法として重んじられていきました。

一番すごい例でいうと、御成敗式目は、なんと現代にも生きています。「武士が20年間、実際に土地を支配しているのであれば、その権利を認める」という式目の第8条は、現在の民法162条とほぼ同じきまりなのです。780年以上も続く法律なのですね。

なお、「他人の所領でも20年間継続して支配し続ければ正当な占有権を主張できる」ことを「年紀法」といいます。難関大では問われることもありますから、余裕のある人は覚えておきましょう。

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