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2016年10月29日 (土)

大衆社会の問題点

オルテガは、その著書『大衆の反逆』の中でこう述べました。

大衆とは、善い意味でも悪い意味でも、自分自身に特殊な価値を認めようとはせず、自分は「すべての人」と同じであると感じ、そのことに苦痛を覚えるどころか、他の人々と同一であると感ずることに喜びを見出しているすべての人のことである。

周囲の人間の価値判断に従うのが大衆です。行列ができているから、行列に並ぶのが大衆です。

行列に並ぶくらいなら問題ありませんが、メディアの情報や扇動に流され、ある特定の方向へ熱狂的に意識が向かい、ブレーキがかからなくなるとしたら問題です。

私たちは、冷静に見きわめる知性を身に付けるよう努めなければなりません。でないと、自分で自分の首を絞めることになりかねない。あのヒトラーでさえ、民主主義的な手続きによって生み出されたのですから。

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