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2016年7月20日 (水)

純文学とは

昨日、平成28年度上半期の芥川賞と直木賞が発表されました。

芥川賞は純文学の作家に、直木賞は純文学以外の作家に与えられる賞ということになっていますが、「純文学か否か」を分ける境界線は極めて曖昧です。

芥川賞は基本的に『文学界』や『群像』のような文芸誌に掲載された小説から候補作が選ばれることが知られています。いっそのこと、「文芸誌に掲載されている小説が純文学である」と定義した方がすっきりするのではないでしょうか。そうでなければ、同じ作家が芥川賞候補にも直木賞候補にもなるという不思議な現象の説明がつきません。

「純文学」には高尚さや気高さというイメージが付きまとっています。そのため、とっつきにくいと思われ、最初から敬遠されてしまうこともしばしば。これは作家にとっても、その作品にとっても不幸なことだと思います。

純文学もSFやミステリー、ライトノベルなどと同様、小説の1つのジャンルにすぎない。芸術性云々と切り離し、そう捉え直すことが純文学のためになると思うのですが、いかがでしょうか。

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