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2016年4月 2日 (土)

品詞がわからないと瀕死の状態になる②

ネイティブ並みの英語力のある人でない限り、品詞がわかっていることが、英文解釈をしたり英文法の問題を解く上で決定的に重要です。

たとえば、次の空所に入る適当な関係詞をそれぞれ補ってみてください。

1 India is the country  (      )  I have wanted to visit for a long time.

2 India is the country  (      )  I used to live.

先行詞 the country が場所だから、どちらも関係副詞の where が入ると思った人がいるのではないでしょうか。

1の文は、他動詞 visit の目的語が欠けています。目的語になれるのは名詞だけ。先行詞が人ではない。したがって、1の文には関係代名詞 which が入ります。

それに対し、2の文で用いられている live は自動詞で目的語をとりません。先行詞は場所。したがって、こちらは関係副詞 where が入ります。

関係詞の問題を考える場合、先行詞だけで答えを判断するのではなく、空所の後ろをまず見てください後ろが不完全な文(どこかしらに名詞の欠落がある)なら関係代名詞が、後ろが完全な文(副詞は欠けていますが、文型という意味では完全)なら関係副詞が入ります。後ろが完全文なのを確認し、その上で、先行詞が場所だったら where、時だったら when、理由だったら why を選ぶのです。加えて、こういう手順を踏んでいれば、〈前置詞+関係代名詞〉が関係副詞に置きかえられる理由も納得できると思います。

以上のように考えれば、この手の問題に引っかかることはなくなるわけですが、それができるようになるためには、品詞やそれと関連した文型の正確な理解が欠かせません。繰り返し述べますが、勉強の出発点をくれぐれも間違えないようにしてください。

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