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2016年4月 1日 (金)

品詞がわからないと瀕死の状態になる①

ネイティブ並みの英語力のある人でない限り、品詞がわかっていることが、英文解釈をしたり英文法の問題を解く上で決定的に重要です。

たとえば、次の2つの文を日本語に訳してみてください。

1 He went there.

2 He went ill.

there は副詞なので、1の文は第1文型(S V)です。第1文型の動詞は、基本的に「いる・ある」か「移動する」と解釈できるので、「彼はそこに行った」という意味だとわかります。

それに対し、2の文の ill は形容詞です。形容詞は名詞を修飾して M (修飾語)になるか、C(補語)になるかのどちらか。この場合、修飾したくても相手がいないので C になるしかありません。ということは、2の文は第2文型(S V C)に決まります。第2文型は、基本的に「SはCだ」か「SはCになる」と解釈できるので、「彼は病気になった」という意味だとわかります。

今述べたようなことが自明のこととなれば、ここまで分析的な読みはいらなくなります。ですが、初心者のうちは意識的にこういう読みをする必要があります。でないと、近い将来、英語の成績が必ず頭打ちになるでしょう。出発点が間違っているからです。出発点が間違っている努力は、残念ながら実を結ぶことはありません。

中学までの英語なら知っている単語のメジャーな意味だけをつないでいっても何とかなったかもしれませんが、高校ではそうはいきません。単語を覚える際には品詞も意識するようにしてください。品詞がわかっていることで色々なことができるようになるのです。

 

 

 

 

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