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2016年2月

2016年2月29日 (月)

早大文学部日本史の特徴①

早大文学部日本史の特徴は、考古学分野と文化史の出題にあります。

今年の入試の大問1番から、考古学分野の出題例を示します。

1 下線 a (縄文時代独自の文化・社会)の説明として誤っているものはどれか。1つ選び、マーク解答用紙の該当する記号をマークしなさい。
ア 地縁・血縁的原理から構成される集団が組織された。
イ 産地が限定される黒曜石やアスファルト、ひすい、琥珀などが交換を通じて流通した。
ウ 優れた土器製作や漆工芸の技術が発達した。
エ 石器製作や骨角器製作に優れた技術を発揮した。
オ 縄文土器に施文される縄目文様は縄文文化の大きな特徴で、縄文時代の終末期には姿を消し、弥生時代には継承されなかった。

イの「琥珀」、ウの「漆工芸」に迷うかもしれません。しかし、明らかな誤りがある場合は、当然ですがそちらが優先。それはオです。どこが誤りかわかりますか? 「誤りの選択肢は長めになる」などというあやしげな言説を唱えてはいけません。「縄目文様は……弥生時代には継承されなかった」の部分が誤りです。弥生土器にも縄目文様のものはありました。知らなかった人はこの問題から学んでください。

対策としては、教科書の脚注や図説集に丹念に目を通すことと過去問演習。余裕があれば、近年の研究動向にも注意を払っておくとよいでしょう。

解答 オ

     

2016年2月28日 (日)

考えて解くのは好きですか?

難関大になればなるほど、「やや難」問題の比率が高まります。したがって、これらの出来が合否を左右する。ひたすら暗記しまくるのは賢い対処法ではありません。この種の問題で問われているのは、暗記力ではなく、読解力や基本的な知識に基づいた推測力です。

今年の入試から、早稲田大学社会科学部日本史を例にとります。

問 下線部(琉球王国)に関連する次の史料の説明として、不適切なものを2つ選べ。

洪煕元(1425)年、琉球国中山王②尚巴志咨文
琉球国中山王、進貢の事のためにす。切照するに、本国は貢物希少なり。これがため、今正使浮那姑是(ふなくし)等を遣わし、仁字号海船に坐駕し、③磁器を装載して、貴国の出産の地面に前(すす)み往(ゆ)き、胡椒、蘇木等の貨を収買して回貨し、もって④大明の御前に進貢するに備えんとす。(中略)右、⑤暹羅国に咨す。

イ  下線部①は琉球が独自で年号を定めたことを示している。
ロ  下線部②はのちに三山を統一し、首里に王府を置いた。
ハ  下線部③は中国産と思われる。
ニ 下線部④は開封に首都を置いた。
ホ 下線部⑤は現在のタイである。

明の都が南京(のち北京)であったというのは必須の知識ですから、ニを誤りとして選ぶのはたやすいでしょう。ロ・ハが正しいのも問題ないと思います。下線部⑤をシャムロと読めればホも正しいとわかりますが、これは厳しい。それよりも、史料から、琉球王国が明に朝貢していたことを読み取り、朝貢国が独自の年号を定められるわけがないと推測し、残り1つの誤りとしてイを選ぶ。これが大学側が受験生に期待している思考過程だと思います。

ちなみに、複数の答えを選ばせる問題は完答して初めて得点になると考えるべきで、部分点を期待するのはやめておいた方がよいでしょう。

解答 イ・ニ

2016年2月27日 (土)

公立高校入試の倍率(調整後)が発表されました

26日、岩手県公立高校入試の倍率(調整後)が発表されました。これで確定です。

自信がある人もそうでない人も、覚悟を決めて、やれるだけのことを最後までやっていきましょう!

不安だったら勉強すること。それしかありません。高校受験生の健闘を祈ります!!

2016年2月26日 (金)

高校受験をするあなたへ

昨日、白ゆりテストの結果が届きました。良かった人も悪かった人もいると思います。

得点力はギリギリまで伸びるものです。絶対にあきらめないこと! 油断しないこと!

最終的には気持ちの強い者、自分を信じられる者が勝ちます。ぜひあなただけの花を咲かせてください。応援しています!!

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2016年2月25日 (木)

塾の指定校制度について

指定校制度を取り入れている塾があります。

たしかに指定校制度を取り入れた方が生徒のレベルが担保されますし、指導もしやすい。それは事実でしょう。しかし、うちの塾では指定校制度も入会テストも採用していません。

それは、いわゆる進学校ではない生徒にもチャンスを与えたいからです。どこの学校に属していようと、その気があり、やり方さえ間違えなければ、「下剋上」は十分可能だということを実感してもらいたい。また、彼らによって自身の指導力が鍛えられるから、という理由もあります。

今後も、一関学習塾では指定校制度も入会テストも採用することはないでしょう。

2016年2月24日 (水)

逆算という考え方

頭が良い人の考え方の特徴として、何か目標を定めると、そこから逆算して今やることを決めるというものがあります。

これは、仕事に限らずあらゆる日常的なことにおいて思考されるスタイルで、その場その場の感情や欲望に流されることはまずありません。その時々の気分や空気感ではなく、自分が先に定めた目標が今すべきことの指標だからです。

周囲から浮いているように見えることもあるかもしれません。しかし、そんなことは気にも留めず、ほぼ確実に何かを成し遂げます。周りはそこではじめて彼がやってきたことの意味に気づくのです。あるいは、結果を見て驚嘆するだけかもしれませんが、彼からすれば、それはやってきたことの当然の帰結なのです。そうなるように行動してきたのですから。

これに対して、その時々の気分や周囲の同調圧力などで、思いつきのように行動したり、のめりこむものがコロコロ変わるというのであれば、あまり良い傾向とは言えません。色々やったけど、結局、何も身に付かなかったということになりかねません。あてはまるようなら、考え方を改めるべきでしょう。

 

2016年2月23日 (火)

長生きする方法

死の恐怖に無頓着になったとき、あるいは、死の恐怖を忘れたとき、人は長生きができる。

過度の恐怖がしばしば不幸を引き寄せてしまうことを、我々は覚えておくべきだろう。

2016年2月22日 (月)

読書好きなのに現代文の成績が割る人へ

読書好きの人はたいてい現代文の成績もよいものです。読書好きなのに現代文の点数が低い人としたら、エンタメ本だとかライトノベルのような読みやすい本しか読んでいないか、方法論を知らないかのどちらかではないかと思います。

娯楽目的の読書でも、それなりの数を読めば語彙は増えますから無駄ではありません。しかし、読みやすい本が、国語の入試問題に使われ、傍線を引かれて「わかりやすく説明せよ」などとやられることはないのですから、サッと読める本ばかりではなく、自分にとって少し難しい本にもチャレンジしてみてほしいと思います。

新書などの難しめの本も読み、語彙力もある程度備わっているにもかかわらず、現代文の成績が悪いのだとしたら、解法を知らないのだと思います。そのような人は、塾や予備校の先生に教わるか、読解法について詳しく書かれている現代文の参考書なり問題集で習得するようにしてください。語彙力があるだけに、成績が向上するのも他の人より早いでしょう。

2016年2月21日 (日)

言葉は生き物だけど…

「雰囲気」を「ふいんき」と、「ん」と「い」を逆に発音している人が少なくないようです。

似たような事例に、「新しい」があります。古文を学習している人ならよくわかると思いますが、「あたらし」は「惜しい」という意味の単語です。「新しい」という意味を表す古語は「あたらし」ではなく「あらたし」の方。言われてみれば、「新たな」は「あらたな」と読みますよね。こっちの方が本来の読みなのです。

言葉は生き物。誤読する人が多数派になると、そっちが正しくなってしまうことがあります。日本語のためにも、いつまでも「雰囲気」は「ふんいき」であってほしいと願います。

2016年2月20日 (土)

2016年度通常授業及び春期講習のお知らせ

Illust2671_2現在、一関学習塾のホームページ上に、通常授業及び春期講習のお知らせがUPされています。

塾生には来週から案内を配布いたします。新聞折り込みは2月25日(木)と3月6日(日)を予定していますが、すべての地域に入るわけではありません。興味のある方がいらっしゃいましたら、ホームページをご覧いただくか、塾に直接お問い合わせください。よろしくお願いいたします!!

【連絡はこちらへ】
一関学習塾 0191-48-3897
        一関市大町7-7ニューよこや1F 

2016年2月19日 (金)

公立高校入試の倍率(調整前)が発表されました

18日、岩手県公立高校入試の倍率(調整前)が発表されました。昨年と異なり、一関市内の高校で定員割れしているところはありませんでした。

受験生の皆さん、倍率を載せておいて言うのもなんですが、倍率は気にせず、とにかく勉強に集中しましょう。スレスレで受かろうなどというせこい考えは捨てて、余裕を持って合格できるようにしていってください!

2016年2月18日 (木)

「種蒔く人」のたとえ

持てる人は与えられていよいよ豊かならん。されど持たぬ人は、その持てる物をも取らるべし。

何を持てる? 能力である。

2016年2月17日 (水)

現実は事実

東京電力福島第1原発事故後、福島県が当時18歳以下の子どもを対象に実施している県民健康調査で、 県の検討委員会は15日、甲状腺がんと確定した子どもが100人を超え、全国の甲状腺がんの罹患率(がんと診断される人の割合)を大幅に上回ることから、「数十倍多い甲状腺がんが発見されている」との中間まとめの最終案を大筋で了承しました。 放射線の影響については「考えにくい」と評価しながらも、「完全に否定できない」としています。

放射線の影響を考えにくいとした理由については、

1 チェルノブイリ原発事故に比べて被ばく線量が少ないと推定されていること
2 当時5歳以下の子どものがんが少ないこと
3 甲状腺がんの見つかる数に、地域によって違いがないこと

などが挙げられています。

「科学的根拠がない」という言葉はもう聞き飽きました。科学的にどうかは知りませんが、現実は事実です。「影響がある」ということを前提にした対応が望まれます。

2016年2月16日 (火)

アナロジー的な物の見方

歴史でも何でも、その反復性に気がつくためには、アナロジー的な物の見方ができなければなりません。

アナロジー的な物の見方は、遊びを通じて子供時代に自然に育まれるものです。紙飛行機から本物の飛行機を思い浮かべたり、ただの棒っ切れから刀を連想したり、といった風に。

そういう意味では、現代の高度に発達した玩具は、進歩しているように見えて、子供からアナロジー的な物の見方を育む機会を奪ってしまっているのではないでしょうか。

自分がそういう時代に育ったからかもしれませんが、おもちゃはちゃちい物でも十分な気がします。

2016年2月15日 (月)

「無意識の力」

何も見ずに自力で国語辞典を作るとします。おそらくろくなものが作れないでしょう。試しに手近の国語辞典を広げてみてください。自分でもあきれるくらい、思い出せた言葉は少ないでしょう。

ことは言葉の問題に限りません。いきなり「最近読んだ本の内容を要約してください」と言われたら、あなたは答えられるでしょうか。たぶん無理でしょう。「読んだ本」のところを「見た映画」や「感銘を受けた話」に変えたとしても、結果は変わらないでしょう。

だからといって、何もかもすっかり忘れているのかといったら、そうではありません。意識されている記憶はわずかですが、無意識の層には膨大な記憶がごった煮的に詰め込まれています。普段は記憶の片隅にもないと思っていたことが、何かの拍子によみがえってくることがあります。いわゆる「ひらめき」とか「直感」と呼ばれるものの正体がこれです。

私は「無意識の力」を信じます。人間の全体験は無意識の層に蓄えられていて、それが真に必要になったときによみがえってくるものだと信じます。

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2016年2月14日 (日)

第5回 中3白ゆりテスト

本日、塾で入試前最後の白ゆりテストを実施しました。中3生の皆様、お疲れ様でした。

公立高校入試まで1か月を切りましたが、最後まで得点力は伸びるものです。悪かった人はもちろん、良かった人もしっかり復習をしておいてください。

あきらめず、気を抜かず、やれるだけのことをやっていく。それしかありません。「落ちたらどうしよう」とか、考えている暇があったら勉強すること。そういう余計なことは一切考えずに、本番まで全力で駆け抜けましょう!!

2016年2月13日 (土)

一関一高の定期考査

一関一高の定期考査が行われています。

高1の数学を例にとると、数Ⅰ・Aはとっくに終了し、現在、数Ⅱの対数関数が終わった状態にあります。2年かけて数Ⅰ・Aをやる高校もあることを考えれば、かなりのハイペースだと言えるでしょう。

一高志望の中3生の皆さん、あなたがたが目指す学校はこういう学校です。あえて申し上げますが、高校受験程度で大変だなどと言っている場合ではありません。軽やかに受験を突破する。そんなたくましい学生を一高は求めています。

2016年2月12日 (金)

『さらば あぶない刑事』

映画『さらば あぶない刑事』が大ヒットしています。

これだけ長く愛され続けた刑事物は他にありません。学生の頃よく視ていたこのシリーズが終わってしまうのは少し寂しい気がしますが、演者の年齢を考えれば、本当にこれがラストだと思います。

ファンの皆さん、しっかり目に焼きつけてください!

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2016年2月11日 (木)

五郎丸より対馬丸

「戦後70年」を意識してか、昨年、北海道大学の日本史の入試で、次のような問題が出題されました。

問 下線部(対馬丸)について、なぜ沖縄から九州への対馬丸に沖縄住民が多数乗船していたのか、その理由を30字以内で答えなさい。

対馬丸は教科書掲載頻度が極端に低いため、苦戦した受験生が多かったろうと推察されます。国立大学がこのような出題をするのは珍しい。国立、しかも旧帝大が「対馬丸」を取り上げた意味は大きいと言わざるを得ません。今後、国立、私立問わず、出題する大学が増えるのではないでしょうか。

(解答) 
沖縄戦を前に、沖縄から鹿児島へ非戦闘員を疎開させるため。

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2016年2月10日 (水)

化学反応式は原子の数合わせ

まず、反応前の物質を左に、反応でできた物質を右に書いてみましょう。

1 何から何ができるのかを物質名で表し、化学式におきかえる

 水の分解では,水が水素と酸素に分かれます。そこで次のように表します。

水→水素+酸素

H₂O→H₂+O₂

※H₂O→H₂+Oではないことに注意してください。酸素は、私たちが日常生活を送っている環境下では、原子の状態(O)で安定して存在することができません。2つペアを作ると(O₂)、安定して存在することができるようになります。

2 反応前と反応後の原子の数をそろえる

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反応前のO原子の数は1個なのに、反応後は2個です。そこで反応前のO原子の数も2個になるように、H₂Oを2個にします。

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Hの数が、反応前は4個なのに反応後は2個です。そこで反応後のHも4個になるように、H₂を2個にします。

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3 化学反応式の形に表す

 H₂Oは2個なので「2H₂O」、H₂水素も2個なので「2H₂」と表します。O₂は1個なので、係数をつけずにそのまま「O₂」と表します

2H₂O→2H₂+O₂

これで完成です。

2016年2月 9日 (火)

招き猫

うちの塾の招き猫。Mさん、ありがとう!

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2016年2月 8日 (月)

かつて逓信省(テイシンショウ)という省庁が存在し、郵便や電信を取り扱っていました。

現在の郵便マークである「〒」は、この逓信省の「テ」の文字を取って図案化したものだと言われています。

本日2月8日は郵便マークの日です。

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2016年2月 7日 (日)

歴史に学べ

国内における格差の拡大や富の偏在は、社会的な絆を断ち切る。

するとどうなるか。方向は二つ。ナショナリズムの高揚か民族独立運動。どちらにしても多大な犠牲を払うことになる。

我々はもっと歴史に学ぶべきだと思います。

2016年2月 6日 (土)

いわば権力者

校内において、教師というのは、いわば権力者。その自覚がなければならないし、権力の使い方には慎重でなければならない。

2016年2月 5日 (金)

決戦は金曜日

私が大学受験生のとき、この曲がヒットしていました。だから、この曲を聴くと、あの頃のことや、当時の空気感までがよみがえります。

2月は大学受験の季節。受験生の皆さん、戦闘の準備はぬかりないはず。決して退がらずにベストを尽くしてきてください。応援しています!!

2016年2月 4日 (木)

より賢く、より幸せに

学ばなくても生命体としては生きていけるが、より賢く、より幸せに生きるためには学んだ方が絶対得であるというテーマが二つあります。それは、「人間とは何か」と「社会とは何か」の二つです。日本人なら、これらに「日本とは何か」を加えてもよいでしょう。

もちろんこれらは机の上だけではなく、様々な経験を通して、一生をかけて学んでいくものです。それでもわからないかもしれない。しかし、だからこそやりがいもあります。

すぐに役立つような知識や技術は底が浅く、それだけに賞味期限も短いものです。学問のための学問はいただけませんが、極端な実学重視もまた短絡的。文科省はどうもそのあたりの事情がわかっていないのではないでしょうか。

 

 

 

 

2016年2月 3日 (水)

ただただ残念でなりません

覚醒剤を所持していたとして、警視庁組織犯罪対策5課は2日、西武や巨人で活躍した元プロ野球選手、清原和博容疑者を逮捕しました。

甲子園での本塁打記録、常勝西武の若き四番。間違いなく清原和博は比類のない野球選手でした。一体どこで歯車がくるってしまったのでしょうか。ただただ残念でなりません。

2016年2月 2日 (火)

オバさんにならない人

「私がオバさんになっても」って言うけど、この人、全然オバさんにならないなぁ。

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2016年2月 1日 (月)

公立高校高校入試直前講習が始まりました

昨日から公立高校入試直前講習が始まりました。入試の直前まで日曜日を使って行っていきます。

過去問演習、リスニング、面接練習、そして弱点の修正。得点力は最後まで伸びるものです。 中3生の皆さん、後悔しないように、気を抜かずにできるだけのことをやっていきましょう!! 

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