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2015年11月26日 (木)

歴検2級でみる大槻玄沢

一関出身の歴史上の人物で、最もよく試験に出題されるのは大槻玄沢でしょう。たとえば、2009年の歴検日本史2級では、以下のような問題が出題されました。

近世の産業と文化について述べた次の文章を読み、あとの問いに答えなさい。

(略)
 こうしたなかで、前野良沢や杉田玄白らが1771年から3年余りの苦心のすえ、オランダ語本の『ターヘル=アナトミア』から『解体新書』を訳出して、西洋の解剖医学をはじめて日本に紹介した。18世紀末には、玄白に学んだ宇田川玄随が内科医学を研究して『西説内科撰要』を著し、玄白と良沢に学んだ大槻玄沢は、江戸に(    )を開いて多くの門人を教え、蘭学の入門書として『蘭学階梯』を著した。その門人である稲村三伯も『ハルマ和解』という最初の蘭日辞典を完成させた。また、志筑忠雄は『暦象新書』をあらWして、ニュートンの万有引力の法則などを紹介している。こうした事例以外にも、18世紀から19世紀にかけての時期には、多芸多才な人物や思想家たちがつぎつぎに出現した

問1 空欄にあてはまる私塾の名称として正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
 ① 芝蘭堂  ② 懐徳堂  ③ 咸宜園  ④ 松下村塾

問2 下線部に関連して、18世紀から19世紀にかけて活躍した人物について述べた文とし
  て正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
 ① 貝原益軒は、大坂の町人学者で、合理主義の立場から儒教・仏教などの既成の教
  学に対して疑問の目をむけた。
 ② 平賀源内は、高松の足軽の家に生まれ、長崎で学んだ科学の知識をもとに物理学
  の研究を進め、エレキテルの実験をした。
 ③ 富永仲基は、『西域物語』や『経世秘策』を著して、開国による重商主義的国営貿易
  を主張した。
 ④ 佐藤信淵は、『自然真営道』を著して、万人みずから耕作して生活する自然の世を理
  想とし、武士が農民から収奪する社会や身分社会を否定した。

問1 大槻玄沢の開いた芝蘭堂では、太陽暦の1月1日に新年を祝うオランダ正月を開催
  していた。
問2 ①は山片蟠桃、③は本多利明、④は安藤昌益について述べている。

解答 問1 ①  問2 ②

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