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2015年8月23日 (日)

美人の条件

479pxladies_under_trees_screen4th_6美人を嫌いな人はいないでしょう。ところが、この美人というのが極めて曖昧な存在。時や場所によってその姿を大きく変えます。

たとえば『樹下美人図』。わざわざ「美人図」というくらいですから美人が描かれているはずですが、そこに美人は存在しません。元横綱・大乃国がいるだけです。喜多川歌麿の美人画もこれよりはましですが、下ぶくれの顔に細い目は、やはり美人とは言いがたい。かつての日本ではこのような女性が美しいとされていたのかと思うと、現代の我々は驚きを禁じえません。

また、現代でも、アフリカのような途上国では、太った女性が美しいとされています。アフリカ出身のタレントが口々にそう言っているのをテレビで見たことがある方もおありでしょう。

これらからわかることは、時代が変わり国がだんだん豊かになってくると、美人の条件は「よりスマートに、より小顔に」の方向に向かうらしいということ。つまり、国全体が貧しいときには、太っている人は「豊かさの象徴」となって人々の強い関心や憧れを集めるから美人だということになり、逆に、国全体が豊かになれば、太っている人は「自分の体重も管理できない人」ということになって、美人の対象から外されていくもののようなのです。

美人になるのも楽ではありませんね。

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