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2015年6月21日 (日)

規制緩和にも限度がある

先日、労働者派遣法改正案が衆議院で可決されました。

労働者派遣法改正案について、政府は「待遇改善・キャリアアップにつながる」と強調していますが、企業の自主的な取り組みに委ねる本法案でそれらが達成できるとは思えません。

むしろ派遣期間の上限を撤廃するため、企業はずっと派遣労働者を使い続けることができるようになり、身分の固定化につながる恐れすらあります。また、「専門26業務」と呼ばれる職種では、現在の派遣法では同じ職場でずっと働けますが、改正後は派遣期間の上限が一律で3年となるため、ある日突然解雇されるリスクも予想されます。

公的職業訓練や失業対策をはじめとした社会保障政策の充実なしに、「骨抜き」にされた法案ばかりを通しても無意味です。

規制緩和にも限度があります。「自己責任」の一言では片づけられない問題ではないでしょうか。

 

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