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2015年4月29日 (水)

風林火山

O0229033012944818228 『孫子の兵法』の「軍争篇』に次のような一説があります。

その疾きこと風のごとく、その徐かなること林のごとく、侵掠すること火のごとく、動かざること山のごとく、知り難きこと陰のごとく、動くこと雷霆のごとし。郷を掠むるには衆を分かち、地を廓むるには利を分かち、権を懸けて動く。迂直の計を先知する者は勝つ。これ軍争の法なり。

軍は、風のように素早く動き、林のように静かに進み、火が燃えるように一気に侵略し、山のようにどっしりと構えて動かず、暗闇のように存在を知られず、雷のように激しく攻撃する。敵の領土から略奪する時は軍を分散させ、領土を拡大する時は利益を配分し、的確な状況判断に基づいて行動する。要するに、敵に先んじて「迂直の計」を用いる者が勝つ。これは軍争の原則である。

「その疾きこと風のごとく、その徐かなること林のごとく、侵掠すること火のごとく、動かざること山のごとく」の部分を略して「風林火山」と呼ばれます。「風林火山」といえば、武田信玄の旗印となっているので、聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。

常識の裏をかき、電撃的に畳みかけるのが「迂直の計」です。現代のビジネスにおいても、定形にこだわらず、相手や状況に応じて柔軟に変えるべきところは変えることが成功の条件だと思います。

 

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