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2015年2月21日 (土)

春闘

今年も、自動車、電機大手を口火に、春闘の労使交渉がスタートしましたね。

春闘といえば、昨年11月実施の歴検日本史1級では、次のような問題が出題されました。

問 高度経済成長を支えた諸条件について述べた文として誤っているものを、次の①~④
 から一つ選べ。
 ① 日本では国民が貯蓄につとめる傾向が比較的強かったため、それは政府・民間の
  有力資金になった。とくに郵便貯金など国家の信用で集められた公的な財政資金は社
  会資本の充実や景気調整の手段などに活用され、「第二の予算」と呼称された。
 ② 第二次世界大戦後、中東で続々と油田が開発され。国際的な原油価格が大幅に低
  下した。このため、全国の炭鉱で閉山・人員整理の嵐が吹きすさぶなかで、日本の主
  力エネルギー源は石炭から安価な石油へと転換していった。
 ③ 日本労働組合総連合会傘下の労働組合などによって春闘と呼ばれる集中的な賃上
  げ闘争が展開されたこともあって、労働者の賃金が比較的順調に上昇し、これは家電
  製品・自動車などの国内市場が驚異的な広がりをみせる一因になった。
 ④ 農村は経済成長のための労働力を供給する役割を果たし、農業就業人口は減少し
  たが、農業生産力の上昇、米価の引き上げ、農業外所得の増加、農業基本法による大
  規模農家の容認などにより、農家の所得水準も向上した。

高度経済成長期に春闘を主導したのは、日本労働組合総連合会(連合)ではなく日本労働組合総評議会(総評)。したがって、③が正解です。

現代史を理解するには政経の知識がいる、ということを改めて認識させられる問題でした。

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