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2015年2月19日 (木)

力道山

1954004_2昭和29年2月19日、日本初のプロレスの本格的な国際試合、力道山・木村政彦組対シャープ兄弟の試合が行われました。

この試合において、力道山は一気に日本人の心をつかみます。当時は独立を回復していたとはいえ、戦争でアメリカに負けたという劣等感が依然として残っている時代でした。

そういう空気の中で、力道山は大柄のシャープ兄弟をバッタバッタと投げ飛ばし、空手チョップでマットに沈めた。

もちろん私はリアルタイムでは知りませんが、戦後の屈辱の中で「アメリカに勝てる!」という一筋の光が差し込んだ瞬間だったろうと想像します。

しかし、今ではその力道山が日本人ではなく、北朝鮮の出身だったことは広く知られています。差別と闘いながら、「日本人のヒーロー」を演じ続けた力道山はどんな思いだったのでしょうか。彼の空手チョップの凄味には、曰く言い難い様々な思いが込められていたように思います。

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