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2014年8月30日 (土)

モラトリアム

モラトリアムとは、本来、天災や恐慌などの非常時に混乱を防ぐため、借金の返済を一時的に猶予するという支払猶予令のことですが、そこから発展して、青年の修業期も指すようになりました。つまり、社会に出る準備期間として、社会人としての責任や義務を免除される一定の期間も意味するようになったのです。

現代では、後者の意味でのモラトリアムが長期化していると感じます。30代でも「若手」という業界も珍しくなくなりました。

モラトリアム期間というのは、傍からは楽そうに見えるかもしれませんが、当人にとってはフラストレーションがたまる期間でもあり、精神的にきつい期間でもあります。

たしかに、先進国では、社会の仕組みが複雑化し、その分だけ社会に出るまでのトレーニングが必要になるというのはわかります。しかし、モラトリアムが過度に長期化してしまうと、かえって社会への適応能力や活力が失われてしまうと思うのは私だけでしょうか。

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