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2014年4月17日 (木)

「暗記数学」を肯定する

数学ができる人というと、特別な才能や感覚の持ち主というイメージがあります。正直、私もそう思います。しかし、こと受験の数学に限っていえば、特別な才能やひらめきは必要ありません。なぜなら、入試問題は常に過去の問題の焼き直しにすぎないからです。

かつて、精神科医の和田秀樹氏は「数学は暗記だ」と断言しました。私はこの意見に賛成です。誤解を生むといけないので一言申し添えておくと、暗記といっても、機械的な答えの丸暗記ではありません。「こうきたらこう解く」といった解法のパターン、すなわち、囲碁・将棋でいうところの定石を身に付けることを重視するという意味です。

数学の実力はあたった問題の数に比例します。数学が苦手な人は、自力で解ける問題が少ないのが普通。にもかかわらず、1問1問自力で解いていたのでは、いつまでたってもできる人との差を埋められません。それどころか、差は開く一方です。2時間かかって問題を1つ解いても、自己満足は得られるかもしれませんが、それで類題を解けるようになるとは限りません。同じ時間を使うなら、わからなければすぐに解答を見て、正解に至るプロセスを1つでも多く覚えた方がずっと実戦的なのです。

数学は暗記。こういうと、違和感を覚える人がたくさんいると思います。しかし、19×19までのかけ算を暗記させるインドが世界で最も数学的な思考力に優れ、現在ではコンピューターソフトの開発者を数多く輩出するIT大国になっていることも、紛れもない事実なのです。

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