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2014年1月24日 (金)

文化相対主義とは

自分の所属しいている民族集団や文化に愛着を持つのは自然な感情ですが、それがエスカレートするとナショナリズムが過激化し、異文化を排斥する方向に向かう、というのは歴史が証明するところです。そのような自民族中心主義(自文化中心主義)への反省から生まれたのが文化相対主義です。

文化相対主義とは、すべての文化は、互いに優劣や善悪といった上下関係のない対等な関係にあるという考え方のことです。

人はどうしても自国の文化を基準に、「鯨の肉を食べるなんて野蛮だ」とか「手づかみで食べるなんて行儀が悪い」と、他国の文化を見てしまいがちですが、文化相対主義はそのような見方とは真逆の態度を意味します。

なお、文化相対主義と似たものに多文化主義がありますが、こちらは、一つの国家や社会において、互いに異なる多数の文化が対等な関係で共存することを積極的に容認していこうとする考え方のことを意味します。カナダやオーストラリアが有名ですね。

 

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