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2013年9月20日 (金)

ナポレオン考

20070119205248フランス皇帝ナポレオンの遺言書の一部が11月6日にパリで競売にかけられるそう。予想落札額は8万~12万ユーロ(約1100万~1600万円)とのことです。

ナポレオンにはいくつもの顔がありました。フランス学士会院の一人。つまり、文化人としての顔。彼がエジプト遠征の際に持ち帰ったロゼッタストーンが、エジプト研究の第一歩となったことは有名なエピソードです。さらに、ナポレオン法典を整備した法律家としての顔。そして、何より軍人としての顔。彼ほどの軍事的天才はいないのではないでしょうか。

たしかにナポレオンは天才でした。18世紀後半から19世初めにかけての10数年間を鮮やかに照らし出しました。しかし、フランス人にとってはともかく、隣国の人々にとっては、これほど迷惑な天才はいなかったにちがいありません。

過度なナポレオン崇拝は暴力崇拝につながると思います。ですから、私は、無邪気にナポレオンを賛美する気にはなれないのです。

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