« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »

2013年9月

2013年9月30日 (月)

邂逅

かつての生徒に偶然出くわすことがあります。そのとき親しげに声をかけられると、少し驚くと同時に嬉しい気持ちになります。

2013年9月29日 (日)

民主主義の学校

本日は、一関市議会議員選挙の投票日です。

イギリスのジェームズ・ブライスが述べたように、地方自治は民主主義の学校。国政だけでなく地方の政治にも関心を向けましょう。

2013年9月28日 (土)

バットを持った剣豪

あのイチローでさえ一目置くバッター、広島の前田智徳選手が現役引退を発表しました。前田選手は、ポテンヒットや内野安打をよしとせず、あくまで打ち切ったヒットを求めました。理想の打球を追い求めるその姿は、古の剣豪を思わせるような雰囲気がありました。

前田選手に関して忘れられない試合があります。1992年9月13日、東京ドームでの巨人戦です。1対0と広島リードで迎えた5回裏、センターを守っていた前田は川相昌弘の打球を後逸。同点に追いつかれると同時に、200勝のかかっていた北別府投手の勝ちを消してしまいます。痛恨のミスを犯した前田は、8回に自らのバットで決勝打となる勝ち越し2ランを放ち、ダイヤモンドを回りながら涙を流すのでした。

意地の一発が涙を流させたのだ。誰もがそう思いました。しかし、事実は違いました。前田は、こう語っています。

「自分に悔しくて涙が出た。ミスを取り返さなければいけなかった次の打席(6回)でセンターフライ。それに腹が立って泣いたんです。最後にホームランを打ったところでミスは消えない。あの日、自分は負けたんです」

選ばれし者たちのプロ野球の世界で、彼は一人、他の選手とは違う次元で勝負をしていたのです。前田選手、長い間お疲れ様でした。

A8b1ff60

2013年9月27日 (金)

「全体から部分へ」という発想

目指す大学によって必要な知識量には多少ばらつきがあります。一般的に、レベルが高いところになるほど、求められる知識量は増します。しかし、難関大を目指す場合でも、何でもかんでも暗記で対処しようとするのはあまり感心しません。知識は多いに越したことはありませんが、すべてを暗記するなんて不可能ですし、実際、多くの良心的な大学は、そんな無茶なことを受験生に要求していません。

たとえば、次の問題を見てください。

次の文を読み、後の問に答えなさい。(2013年 早大―法)

(略)8世紀の後半、日本列島を襲う地震はいったん終息期に入ったが、9世紀半ば、清和天皇の時代になると、平安京は群発地震に見舞われるようになった。863年、飢饉や疫病も蔓延し、朝廷は神泉苑において御料会を開催し、この時呼び集められた怨霊をなだめようと、楽人による歌舞演劇が行われ、僧侶による読経がなされた。しかし、864年には富士山が噴火し、山頂が火炎に包まれ、強い地震があり、溶岩が流れ出し、大規模な降灰があって、周辺の地形も大きく変化した。さらに、869年には東北地方が地震と津波に襲われて、多賀城などに大きな被害が発生した。

問 下線について。この地震は六国史に詳細に記載されている。藤原時平・菅原道真らが
 編さんしたその書物名は次のうちどれか。1つ選び、記号をマークしなさい。
 あ 『日本文徳天皇実録』  い 『日本三代実録』  う 『続日本後紀』
 え 『続日本紀』  お 『日本後紀』

どこの大学を受ける場合でも、六国史は、『日本書紀』、『続日本紀』、『日本後紀』、『続日本後紀』、『日本文徳天皇実録』、『日本三代実録』と、順番通り覚えておかなければなりません。それに加えて、MARCH以上の難関大を目指す受験生はもう一歩踏み込んで、『続日本紀』が主に奈良時代を扱っていること、『続日本後紀』が仁明天皇の一代記であること、『日本三代実録』の「三代」とは清和・陽成・光孝天皇の時代であることを押さえておくべきです。

この問題は、上記のポイントさえしっかり押さえられていれば簡単です。与えられた文章より、下線は清和天皇の時代ですから、い(『日本三代実録』)が正解。問題文に「藤原時平・菅原道真らが編さんした書物」とあるからといって、六国史の編纂者の暗記に走ってはいけません。同じ六国史でも『日本書紀』ならいざ知らず、それ以外についてはそこまで細かく覚えておく必要はないのです。

解答 い

一般受験で大学を目指される方は、全体像を把握した上で、何を覚え、何を覚えなくてもよいかを明らかにしてくれる指導者か参考書を見つけるべきです。なぜなら、受験生に全体像は見えないため、つい自分勝手な判断で覚えるべきものをカットしたり、逆に、覚えなくてもよいものを必死に覚え込もうとする、ということになりがちだからです。

 

口幅ったいことを言うようで恐縮ですが、一関学習塾は、志望校から逆算し、やるべきことをまず明確にした上で、具体的な指導を行っています。
受験勉強といっても何から手をつけてよいかわからない人、頑張っているんだけど思うような結果が出ていない人、そんな人たちの力になれることをお約束します。

2013年9月26日 (木)

型は地味でつまらないもののように思えるかもしれませんが、そこにはその分野のエッセンスが凝縮されています。

型を無視すべきではありません。型を無視したものはオリジナリティーではなく、独りよがりです。

型を徹底して身に付けた人がはじめて型破りになれるのです。

2013年9月25日 (水)

インプットとアウトプット

インプットがなければ、アウトプットもろくなものにならない。

2013年9月24日 (火)

トキワ荘の兄貴

本日9月24日は、『まんが道』でお馴染み、テラさんこと寺田ヒロオ氏の命日です。

寺田ヒロオをはじめ、多くの漫画家を育てた『漫画少年』という雑誌がありました。その創刊の言葉にこうあります。

漫画は子供の心を明るくする
漫画は子供の心を楽しくする
だから子供は何より漫画が好きだ
「漫画少年」は、子供の心を明るく楽しくする本である
「漫画少年」には、子供の心を清く正しくそだてる小説と読物がある
どれもこれも傑作ばかり
日本の子供たちよ。「漫画少年」を読んで清く明るく正しく伸びよ!!

ここに『漫画少年』という雑誌の理想が高らかに宣言されています。この『漫画少年』に魅せられ、この精神を頑ななまでに守ろうとしたため、時代とともに変化していく漫画の状況を受け入れることができず、自ら筆を折ったのがテラさんでした。

テラさんは認めることができなかったかもしれませんが、刺激的なストーリーや暴力描写、人間の暗部を描くこと、こういったものにチャレンジし、表現の幅を広げてきたからこそ、今日の日本漫画の発展があります。テラさんは人間的には素晴らしかったかもしれませんが、作家としてはあまりに清廉潔白すぎました。

Tokiwa_2

2013年9月23日 (月)

計算ミスを減らすには

計算ミスを100%なくす。これは不可能です。私たちは人間であって、機械ではないのですから。ですが、計算ミスを減らすことならできます。

計算練習をたくさん行う、見直しをする、途中式をきちんと書く等、まずは当たり前のことをちゃんと実践してください。これだけでもかなり改善されるはずです。しかし、何よりも重要なことが他にあります。それは、やらなくてもいい計算をしないこと。計算ミスを減らすにはこれに尽きます。

たとえば、1から50までの和を求めるのに、頭から足していくのではなく、1+49、2+48のように、足して50になる組み合わせをつくっていって、最後に25と50を加えて求めたり、1+50、2+49のように、足して51になる組み合わせが25あることから、51×25で求めたりすることです。

あるいは、a=2、b=-3のとき、3(3a-b)+2(2a+2b)の値を求めるのに、いきなり代入するのではなく、与えられた式を整理し簡単な形に直してから代入することです。

どちらも力技で解こうと思えばできなくはないですが、それだと時間がかかるばかりか、計算量が増えるため、ミスをする危険性まで高まってしまいます。

やらなくてもいい計算をしない。工夫をし、美しさを追求することが、速く解くと同時に、計算ミスのリスクを少なくするコツです。

2013年9月22日 (日)

小さな名横綱

大相撲秋場所が行われています。横綱白鵬は相変わらず絶好調。全勝を続けています。

最近は、横綱といえばモンゴルというイメージですが、以前は、北海道や青森県出身の横綱が多くいました。

実は、かつて岩手県も横綱を輩出したことがあります。宮城山福松です。岩手出身の唯一の横綱である彼は一関の出身でした。

昭和2年、大阪相撲協会と東京相撲協会が合併しました。その年の初場所、東京国技館で最初の優勝額を飾ったのが宮城山です。その体は、身長173cm、体重113kgと、今の力士に比べれば小兵ですが、血の滲むような稽古を重ね、ついに日本一の横綱となったのです。優勝回数は大阪4回、東京2回の計6回でした。

相撲の国際化が進むのはいいことだと思いますが、日本人力士にもっと活躍してほしいものですね。

150pxmiyagiyama_fukumatsu

2013年9月21日 (土)

『オツベルと象』の最後の一文

今日9月21日は、宮沢賢治の忌日です。

賢治は数多くの作品を残しましたが、なかでも『オツベルと象』は、私にとって思い出深い作品です。幼いころの読み聞かせの記憶があるからというだけでなく、最後の一文「おや、川へはいっちゃいけないったら」の意味がわからなくて、妙に印象に残ったからです。

一般に、この作品は、資本家が労働者から搾取し罰を受ける話とみなされています。すなわち、オツベルが資本家の、象が労働者の象徴というわけです。あるいは、オツベルやその使用人たる百姓を人間とみなし、象を自然とみなす解釈も存在します。そうだとすると、これは人間が自然を利用し、ついに自然が反乱を起こす物語だということになります。どちらももっともらしい解釈です。けれども、いずれも「川へはいっちゃいけない」理由の説明にはならないように思えます。

ところで、この作品には、「回転する稲扱器械」、「同じ擬音の繰り返し」、「月」といったように、「円」をイメージさせるものがたくさん登場します。一方、問題の「川」は「直線」的なものをイメージさせます。

「円」とは、繰り返される四季とともにある農村社会、「直線」とは、進歩を重視する資本主義社会を表しているのではないでしょうか。つまり、この作品は、円環的な農村社会が崩れ、進歩重視の資本主義社会となり、それが再び崩壊して円環的社会に還る物語なのです。だとするなら、「川へはいっちゃいけない」とは、「後戻りを許さない進歩の世界へ入ってはいけない。そこに入ってしまうと、資本主義的な考え方にどっぷり浸かって、争いを繰り返してしまう」という意味に解釈できるのではないでしょうか。

『オツベルと象』は賢治作品の中ではあまり有名な部類ではありません。しかし、多様な解釈を許すのが良い作品だとするなら、『オツベルと象』は紛うことなき名作です。

Miyazawakenji_2

2013年9月20日 (金)

ナポレオン考

20070119205248フランス皇帝ナポレオンの遺言書の一部が11月6日にパリで競売にかけられるそう。予想落札額は8万~12万ユーロ(約1100万~1600万円)とのことです。

ナポレオンにはいくつもの顔がありました。フランス学士会院の一人。つまり、文化人としての顔。彼がエジプト遠征の際に持ち帰ったロゼッタストーンが、エジプト研究の第一歩となったことは有名なエピソードです。さらに、ナポレオン法典を整備した法律家としての顔。そして、何より軍人としての顔。彼ほどの軍事的天才はいないのではないでしょうか。

たしかにナポレオンは天才でした。18世紀後半から19世初めにかけての10数年間を鮮やかに照らし出しました。しかし、フランス人にとってはともかく、隣国の人々にとっては、これほど迷惑な天才はいなかったにちがいありません。

過度なナポレオン崇拝は暴力崇拝につながると思います。ですから、私は、無邪気にナポレオンを賛美する気にはなれないのです。

2013年9月19日 (木)

日本一の火消し

9月18日、中日ドラゴンズの岩瀬仁紀投手が、ナゴヤドームで行われた巨人戦で今季36セーブ目を挙げて通算382セーブとし、佐々木主浩氏の日米通算セーブ数を抜いて日本人最多となりました。

岩瀬投手は8月に9年連続30セーブ、9月10日には15年連続50試合以上登板を成し遂げ、どちらも自身の持つプロ野球記録を更新しています。

これだけ長く抑え投手を務めることは並大抵のことではありません。技術的に優れているのはもちろん、精神的にも肉体的にも相当強いのでしょう。

リリーフ投手の価値は昔に比べれば高まりましたが、個人的にはもっと評価されてよいと感じています。「抑えて当たり前、打たれたら戦犯扱い」の場面で投げ続けるのはどれだけ大変なことか。

岩瀬投手、新記録達成おめでとうございます!!

S20130918064_2013091806404

2013年9月18日 (水)

困難は分割せよ

Descartes1_4困難は分割せよ。

これは、フランスの哲学者で数学者でもあった、デカルトの『方法序説』に出てくる言葉です。デカルトといえば、「我思う、ゆえに我あり」が有名ですが、他にこんなことも言っていたのです。

大きな目標を達成しようとするとき、一気にそれを目指すと、あまりに遠くに見えて、自分には不可能なのではないかと途方に暮れてしまいがちです。しかし、いくつかのステップに分けることができれば、気持ちは大分楽になります。そして、それらのステップを着実に踏んでいくことで目標達成を目指すのです。

多角形の面積をいくつかの三角形に分けて求めるように、高次方程式を因数分解を利用して解くように、困難は分割せよ。いい言葉だと思いませんか。

2013年9月17日 (火)

先入観との戦い ~その3~

次の史料を読み、下記の設問に答えよ。解答はもっとも適当なものを1つ選び、その番号をマークせよ。(早大―商・改)

(史料)
(第4条)
 一 弓鉄砲馬以下家職の道、忘るべからざる事、
(第11条)
 一 大事の御国を預かりこれある事に候間、万事油断仕るまじき事、
(第19条)
 一 仁義礼智信、一つもかけては諸道成就なるべからざる事、
 右の条々ふだん心にかけ、文武両道の嗜(たしな)み専一に候、合戦を心にかけ候といえども、常に稽古ならざる事に候、巧者その道を知りたる人により雑談を聞き、その心持ちあるべく候、……
  寛永二年八月三日
                                                  (藤堂高虎)
              和泉守  (花押)
                 (高次)
 藤堂大学助殿

問 下線部の意味としてふさわしいものはどれか。
 1 日本国  2 幕府  3 藩  4 国衙  5 国司

現代の我々にとって、「国」といえば「国家」のことですが、江戸時代の人々にとっては、そうではありませんでした。それに、もし答えが 1 なら問題になりません。当時の人々にとって、「国」とは「藩」のことでした。

解答 3

このように、常識というのは永遠不変のものではなく、時や場所によって変わるものです。歴史を把握し理解するためには、当時の人々の生きた時代状況を考え合わせる必要があります。現代の知恵や常識で判断したり評価したりするのは、本来誤った態度です。高みから彼らを見下ろすのではなく、彼らと同じ地平に立とうと努めること。このことがとても大切です。歴史には想像力を育む面もあるのです。
  
  

2013年9月16日 (月)

先入観との戦い ~その2~

問 次の傍線部の意味として、最も適切なものを次のア~オの中からそれぞれ一つ選び、
 その記号をマークしなさい。(文教大)

1 話のさわりを伝えたいと思った。
 
 ア あらすじ  イ 周辺  ウ 中心  エ はじめ  オ きっかけ

2 若いのに似合わず奇特な人だ。
 ア かわいそうな  イ 奇妙な  ウ 異常な  エ 特別な  オ 感心な

いかがですか。「さわり」の意味は「冒頭・出だし」で、「奇特な」の意味は「奇妙な・変な」だと思い込んでいませんでしたか。「さわり」は「中心・聞かせどころ」という意味であり、「奇特な」は「普通より優れていて感心な」という意味です。

解答 1 ウ  2 オ

英語だと、我々は、辞書を引いたり、単語や慣用的な表現を覚えることを当然のように行います。ところが、現代文になると、同じことをなかなかしようとしません。日本語であっても、日頃から辞書を引いて意味を確認したり、語彙を増やすように努めるべきです。もしかして、勘違いしたまま覚えてしまった言葉があるかもしれませんよ。

 

2013年9月15日 (日)

先入観との戦い ~その1~

At one table, the subject might be football.
問 上の文の下線部の subject と同じ用法の subject を含む文を下から選べ。(法政大)
① He has never mentioned the subject of money.
② The program is subject to change without notice.
③ My favorite subject at school was physical education.
④ In the sentence “he threw the ball,” “he” is the subject.
⑤ Monet loved to use his garden as the subject of his paintings.

subject の意味として、「教科」や「主語」があることは、受験生ならほぼ全員が知っていることです。しかし、上の文にはそのどちらもあてはまりません。テーブルで持ち出されているものですから、ここでの意味は「話題」ですね。したがって、①が正解となります。

解答 ①

① 彼がお金の話題に触れることは決してない。
② プログラムは予告なしに変更されることがある
③ 学校で私のいちばん好きな教科は体育だった。
④ 「彼がボールを投げた」という文では、「彼」が主語である。
⑤ モネは絵の主題として、自分の庭を使うことを好んだ。

問 下線部と同意のものを選びなさい。(上智大)
He was a very close observer.
①  keen  ② intimate  ③ near-by    ④ casual

close は「近い」や「親しい」の意味で使われることが圧倒的に多いので、つい②とか③を選んでしまいたくなります。しかし、それでは意味が通じません。④でも変ですよね。したがって、正解は①です。実は、close には、「綿密な」という意味があるのです。

解答 ①(彼はとても綿密な観察をする人だった。)

知識をあてはめて通じるときはそれでかまいません。しかし、目の前の現象が自分の知識と食い違うことが起こる場合があります。そのとき、知っていることを無理やりあてはめようとせずに、一旦手持ちの知識を捨てる勇気を持てるかどうか。その勇気を持てた者に、難関校の扉は開かれるでしょう。

2013年9月14日 (土)

体験授業はこちらも緊張するものだが

体験授業はこちらも緊張するものです。

相手の気持ちを読み取らなければ正しい対応ができませんから、とても気を遣います。しかし、神様ではないのですから、相手の感情を正しく読み取ることなど不可能です。予想の範囲内を出ることはありません。そんなことばかり気にかけていたら、こちらがただ疲れるだけです。

ですから、私は体験授業のときでも、できるだけ普段通りにやるようにしています。気になる点があれば率直に伝えます。それでうちを選ばないなら、縁がなかったというだけのこと。

どんなに頑張っても選ばれないときは選ばれませんし、特別なことをしなくても選ばれるときは選ばれます。このように割り切った方が思い切ってできますし、精神衛生上もよい。

もちろん、ある程度気は遣いますが、「気に障ることを言ってしまわなかっただろうか」「何かまずいことをしてしまわなかっただろうか」などと、他人の顔色を必要以上に気にしたりするのはごめんです。

 

2013年9月13日 (金)

何とかなるかどうかの分かれ目

解答を見て納得する能力と、実際に自分で解答を作る能力は別物です。しかし、前者さえあれば何とかなります。解答・解説をじっくり読んでほとんどがチンプンカンプンでなければ、可能性は十分あります。簡単にあきらめてはいけません。

2013年9月12日 (木)

人のすごさを実感するには

人のすごさを実感するには、自分も頑張ってなきゃいけない。

2013年9月11日 (水)

9・11

冷戦時代に話は遡ります。1978年、アフガニスタンに共産主義的な政権ができました。政府は宗教指導者を弾圧したり、イスラムの習慣を無視したため、各地で反乱が起こります。そこで、ソ連は親ソ政権を守ろうとして、1979年に軍事介入を開始しました。

アメリカは反ソ・ゲリラを支援。武器をどんどん与え、軍事訓練も施しました。反ソ・ゲリラの中には、サウジアラビア出身のオサマ・ビン・ラディンもいました。ビン・ラディンは、このとき訓練されたゲリラを集めてアルカイダを作りました。彼らはアフガニスタンからソ連を追い出すことに成功すると、矛先を反イスラム的なアメリカに向け、世界規模のテロリスト・ネットワークを作り上げます。そして、2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センタービルに旅客機を突っ込ませるのでした。

「敵の敵は味方」という発想が、やがてアメリカ自身の首を絞めることとなりました。自ら育てたテロリストによって本土を攻撃される。歴史の大いなる皮肉を感じざるをえません。

2013年9月10日 (火)

神様のお引越し

伊勢神宮。正式名称は神宮。皇室の祖先神である天照大神を祀る内宮と、農耕神である豊受大神を祀る外宮とがあり、まず外宮を参拝してから内宮を参拝するのが正しいとされています。

今年は式年遷宮の年。式年遷宮とは、20年ごとに社殿を造り替える儀式のことで、飛鳥時代以来、およそ1300年の歴史があります。

後継者不足で職人の技術が途絶えていきがちな昨今、宮大工の技術は後世まで継承していってもらいたいですね。

006940112011

2013年9月 9日 (月)

レスリング存続

国際オリンピック委員会(IOC)は8日、オリンピック競技にレスリングを存続させることを決めました。

冷戦時代に強く感じたものでしたが、スポーツは政治と無関係ではないということを、今回も強く感じました。

レスリングは最も古い歴史を持つ競技であるが故、オリンピック競技から外れるという可能性を考える者はなく、危機意識に欠けていたことは否めませんでした。2月に中核競技から除外されたとき、関係者は異口同音に「想定外」だと口にしました。

その後、ロビー活動で追い上げ。ロシアのプーチン大統領までロビー活動に乗り出し、5月にジャック・ロゲIOC会長と会談、レスリング存続を直接働きかけました。野球・ソフトボール、スカッシュもロビー活動に力を入れましたが、レスリングに比べると見劣りしたのが敗因でしょう。

残念ですが、スポーツと政治は無関係ではいられません。スポーツだけが孤立した聖域ではいられないのです。

2013年9月 8日 (日)

東京五輪開催決定に思う

ご承知の通り、2020年に東京でオリンピックが開催されることが決定しました。本来はおめでたいことなのかもしれませんが、私は、正直言って、複雑な心境です。

オリンピック開催には多大な費用がかかります。東北に住む者としては、そこまでの費用があるなら、汚染水対策や東北復興に使ってほしいというのが本音です。一関だけみても震災前の状況に戻ったとは言い難い。まして、津波の被害をもろに受けた地域はまだまだです。

人の命より大切なものがあるとは思えません。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」では困るのです。

2013年9月 7日 (土)

時には休むことも大切です

あまりにも張りつめてしまうと、緊張糸が切れた時の反動が恐い。自暴自棄になってしまいかねません。疲れているなと感じたら、休むことも大切です。

映画を鑑賞する。音楽を聴く。自然に接する。どこか遠くに出かける。神社仏閣を巡る。好きな人や尊敬する人に話を聞いてもらう。寝る。

リラックスする時間を持つことで、自分はこうだったとか、なりたかった自分について思い出すことができます。こんなところで立ち止まっている場合ではないと、再び立ち上がることができるようになります。それは「自己再生」といってよいものでしょう。

とにかく何もやる気が起きないという状態にはまってしまうことが恐い。そうなりそうだと感じたら、心身の疲れをとること。休む方が気が滅入ってしまうというバイタリティーあふれる人もなかにはいますが、そういう人ばかりではありません。時には休むことも大切です。

 

2013年9月 6日 (金)

ダルビッシュ

土、日の休みが消え。 夏休みが消え。冬休みが消え。友達が遊んでる時に練習してた。だから今がある。

ダルビッシュ有投手、三振を取るためにピッチングをしているわけではないでしょうが、大リーグにおける日本人投手シーズン奪三振記録更新おめでとうございます!

96958a9c9381969ae2e7e2e2e48de2e7e2e

2013年9月 5日 (木)

国民栄誉賞第1号

C0170687_0183477_21977年の今日、756号を打ってハンク・アーロンの記録を抜き、通算ホームラン数の世界記録を達成した王貞治氏に国民栄誉賞が贈られました。

世界のホームラン王となった王さんですが、最初からホームランを連発していたわけではありません。プロ入りして3年間は特に目立った数字を残すことはできなかったのです。しかし、4年目に荒川コーチとマンツーマンで一本足打法に取り組み、打撃開眼。以来、13年連続15度の本塁打王に輝きました。

今シーズン、ヤクルトのバレンティン選手が、王さんのシーズン55号の記録を更新する勢いでホームランを量産しています。外国人選手が記録を抜きそうだからといって、バースやローズのときのような敬遠連発だけはやめていただきたい。たとえ勝負した結果、記録が抜かれてしまったとしても、それで王さんの偉大さが損なわれることは少しもありません。王さんほど自分に厳しく、命がけで野球に取り組んだ人はいないのですから。

2013年9月 4日 (水)

子どもに本を読ませるには?

Reading_boy_2これから読書の秋を迎えますね。読書は他者と出会う場であり、様々な間接体験をする貴重な場でもあります。できるだけ若いうちに読書を習慣化しておきたいものです。では、子どもに本を読ませるようにするにはどうしたらよいでしょうか。

まずは、大人が、特に親が本を読むことです。自分がしないことを子どもに押しつけるべきではありません。

そして、こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、読書感想文をやめることです。本を読むことでさえ大変な人に、本を読んで文章を書け、というのは酷な話。本を読むことを一層憂鬱にするだけです。だから、解説だけ適当に読んで感想文をでっちあげるという行為が後を絶たない。ごまかす技術だけ覚えても仕方がないと思いませんか。だったら、思い切ってやめてしまうことです。

Reading_girl_2周りの大人が当たり前のように本を読み、読書に入っていくハードルが低い環境にあれば、子どもは、遅かれ早かれ、本を読むようになるでしょう。

2013年9月 3日 (火)

ドラえもんの誕生

2112年9月3日、マツシバロボット工場で、子守用ネコ型ロボットの1つとしてドラえもんが誕生しました。

ドラえもんの目は顔の中央より上にあります。マンガでは、目の位置が上にいくほど年齢が高いということを意味します。つまり、ドラえもんは子どもではなく大人なのです。そのフォルムは全体に丸みを帯びていて、やや太め。要するに、おばさん体型です。

私はドラえもんから、京塚昌子的日本の昔のお母さんを連想します。少しおっちょこちょいなところもあるけれど、しっかり者の愛すべき母さん。だからこそ、その説教も聞けるのでしょう。

三日ぼうずはいちばんわるい。

苦しみをのりこえてこそ勝利の喜びがあるんだよ。

なやんでるひまに、一つでもやりなよ。

126254429542816307537_2010picdora_2

2013年9月 2日 (月)

マイナースポーツ、女子スポーツの悲しさ

T_tky2013083100668月31日、ソフトボール女子日本リーグで、ルネサンスエレクトロニクス高崎の上野由岐子投手が今季9勝目を挙げました。これで、元アメリカ代表のミッシェル・スミスの記録を抜いて、リーグ通算単独最多となる173勝となりました。

皆さんはこの事実をご存知でしたか? おそらく知らなかったという方が多いのではないでしょうか。

ソフトボールは2008年の北京オリンピックで金メダルを獲得したもの、その後オリンピックの正式種目から外れたこともあって、注目度が低くなってしまいました。オリンピックのような大きな大会で結果を残し続けないと、なかなか注目してもらえないというのが、マイナースポーツ、女子スポーツのつらいところ。正式種目に復帰できればよいのですが、どうなることでしょう。

実は、一関の千厩(せんまや)中学校、藤沢中学校のソフトボール部は全国レベルの力をもっています。実際に全国制覇した経験もあります。しかし、遠野といえばサッカーといったように、一関といえばソフトボールというイメージがあるかというと、そこまでは至っていません。マイナースポーツ、女子スポーツの悲しいところですね。

2013年9月 1日 (日)

防災の日に

Torahiko_5今日9月1日は防災の日。今年は関東大震災から90年の節目の年に当たります。「防災」という言葉の生みの親といわれる物理学者の寺田寅彦は自らも大震災を経験し、地震に関する多くの言葉を残しました。彼の言葉とされる「天災は忘れた頃にやってくる」はあまりにも有名です。

私は、本当に優れた理系は文章表現も巧みである、ということを寅彦から学びました。伝える言葉を使うのではなく、伝わる言葉を使うことのすごさと素晴らしさを寅彦から学びました。その言葉は当時の人々だけではなく、東日本大震災を経験した現代の私たちの胸にも十分響きます。

« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »