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2013年7月 9日 (火)

『BECK』の演出について

映画版の『BECK』を観たとき、主人公コユキの歌声が無音だったのはちょっとした驚きでした。

原作で、コユキの歌声は「奇跡の歌声」「天性の歌声」とされています。たとえ演じた俳優の歌がうまかったとしても、あるいは、プロの歌手がアテレコをしたとしても、万人が納得する歌声を現実で表現することは不可能であり、全員が納得できるものにはならなかったでしょう。

原作者も、実写化するにあたりコユキの声を出さないと言うのを前提に了承したのだとか。賛否両論あると思いますが、コユキの歌声を出さなかったのは、私はよい演出だったと思います。もし歌声が聞こえていたら、たいして印象に残らない映画になっていたのではないでしょうか。

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