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2013年7月 5日 (金)

試験に出る大槻玄沢、試験に出ない大槻玄沢

Photo_2大槻玄沢。一関藩出身の蘭学者。杉田玄白・前野良沢に学び、長崎に遊学。江戸に家塾芝蘭堂を開く。蘭学の入門書『蘭学階梯』を著す。

大学受験までなら、玄沢に関してこの程度のことを知っていれば十分です。

他の玄沢の事績に、太陽暦で正月を祝うオランダ正月を開催したこと、フランス人ショーメルの百科全書を訳述し『厚生新編』を著したこと、ロシアのレザノフに護送されて帰国した漂流民津太夫らの体験を『環海異聞』としてまとめたことなどがありますが、これらはめったに出ませんから無視してもかまわないでしょう。

以下は余談です。

玄沢は、杉田玄白から『解体新書』の改訂を命じられ、『重訂解体新書』を完成させます。この本には、玄沢が訳語として考案した言葉が出てきますが、なかには、「結腸」「鎖骨」など現代の医学用語として生き続けているものもたくさん含まれています。また、玄沢はビールを日本に初めて紹介した人でもあります。7月になりました。これからビールの美味しくなる季節ですね。

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