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2013年6月 7日 (金)

ヤンキー・クリッパー

最近のダイドーブレンドコーヒーのCMで、アメリカの文豪アーネスト・ヘミングウェイの姿を目にします。

ヘミングウェイの晩年の代表作といえば『老人と海』。逆境にあっても常に勇気を失わぬ人物を力強く描いた海洋小説です。老人サンチャゴを支える心のヒーローがジョー・ディマジオでした。

大リーグ13年の通算成績は打率3割2分5厘、361ホーマー、1537打点。素晴らしい記録ですが、ディマジオの真価は残した数字よりも、プレー自体が生み出した鮮烈さ、優雅さ、勇気などにあったといいます。

ディマジオは1941年に56試合連続ヒットという不滅の記録を残しますが、それ以上に語られるのが1949年のシーズンです。ディマジオは右足かかとの軟骨を損傷。シーズンの約半分の欠場を余儀なくされるのですが、残り76試合で打率3割4分6厘、14ホーマー、67打点と爆発。見事な復活を果たすのです。苦痛に弱音を吐かないヒーロー像を裏切らない活躍でした。

「大ディマジオはかかとに軟骨ができたのに、それをこらえて勝負を最後までやり抜く男だ。おれだって負けられない」(『老人と海』)

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